『泊まる!!』
正門「いや、あかん」
『絶対泊まる!』
あなたは良規の家泊まりたいのに、良規が断固拒否してるんです💢
『何であかんの?』
正門「さすがに、未成年の子を泊めるとなると…」
『えー!そんなん廉くんの家とか普通に泊まってるし!』
正門「いやぁ廉は年近いやん?」
正門side
あなたがさっきから、ずっと家に泊まりたいって言うて聞かないんです
そんなん付き合って何日しか経ってないのに家泊めます?
それに、もし誰かが来たりしたら…ゾッとするわ
あなた「泊まるの!」
あなたがほっぺを膨らましてこっちを見てくる
可愛いのは卑怯やろ…///
『じゃ、じゃあ!大吾とかに泊まっていいか聞きいや』
あなた「分かった!」
あなたside
良規、あなたが家に泊まるん嫌なんかな
ーLINEー
さすが、はっすん!返信早いな←
ギクッ、、、
さすが、りゅちぇ感が鋭いな
よし!
『良規ーー』
正門「いいって?」
『うん、ギリギリやけどw』
正門「ギリギリかいっ!w」
『ねね、夜ご飯どーする?』
正門「デリバリーでもする?ピザとか」
『おお!いいねぇ!普段太るからって食べたらあかんてりゅちぇに言われてんねん』
正門「じゃーあかんやんw」
『いいの!内緒内緒』
プルルルルルッ
正門「いや、もーかけとるしw」
『ふぅーお腹いっぱいやー』
正門「よー食べんなぁw」
『眠い…』
正門「食っちゃ寝やなw』
『良規ーーよしよししてー』
正門「ダジャレかよw」
よしよし
『あーお風呂に入らなければ』
正門「俺の服貸すわ」
『ありがと…』
正門side
あなたって眠たくなるとかわいすぎん?
言われてみれば、大吾とかが言うてた気がする
今あなたはお風呂入ってる
早くあがってこーへんかなぁ←バカップル
ピコンッ
ーLINEー
何で知ってんのや
あーぁバレてもうた
あなた「どしたん?」
そこには、俺のぶかぶかのパーカーを着たあなたが立ってた
『でかすぎた?w』
あなた「うんちょっとねw」
あなたside
眠たすぎる
せっかく泊まれんのに
正門「もー眠い?w」
『ううん!良規も入ってきーやー!』
正門「おう」
そのままソファで眠りに落ちた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。