バレーをしてからというもの話しかけてくる人が増えた。
男子が苦手な私にとっては苦痛でしかない。
そして1番困ってるのはこいつ
?? 「あなたさーん!!」
1年の灰羽リエーフ。
なんでも高校からバレーを始めたらしい
それでバレー好きな私を気に入ってるらしい。
移動のたびにこえをかけてくる。
灰羽 「あなたさん!聞いてください!」
あなた 『あ、うん。聞くから、静かにね、?』
そしてうるさい。
周りからの視線が痛い
灰羽 「昨日も夜久さんに蹴られたんですよ!」
あなた 『そんな下手なの?』
灰羽 「あなたさん!相変わらず塩ですね!」
え、?
そう?
こいつに言われるまで?
灰羽 「え、なんで驚いてるんすか?!」
灰羽 「無自覚塩ですか!」
リエーフってほんとうるさいな
夜久が蹴る理由わかる気がする。
もうめんどいし教室戻ろ
灰羽 「え、無視ですかーー!!!!!」
黒尾 「リエーフ!3年の棟にわざわざくるな」
あ、黒尾ないす。
もーどろっ!
日和 「お疲れ〜笑 リエーフくん懲りないね」
絵里 「うち、あんなのくじける!」
美紀 「それな!?」
あのバレーの試合の後、瀬名日和とも仲良くなり4人でいることが増えた。
絵里 「あなたそう言えばこれ」
そういって絵里が見せてきたのは
という黒尾からのLINEだった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。