『みんなありがとね』
及 「あなたとのお泊まり楽しかったし〜!」
岩 「次は俺ん家泊まれよ」
花 「ええ帰んのか〜」
松 「いっその事青城おいでよ」
『青城には行かないから諦めてね?次の事考えるのはまだ早いから。』
花巻と松川は2人と仲がいいから普通に話せた
そう言い放つと少し寂しそうな顔の4人
『あ、でもインターハイ応援くるね』
及 「ほんと?及川さんに惚れないようにね〜」
『大丈夫。有り得なすぎるから』
岩 「あなたお前……及川の扱い上手くなったな」
『最近徹よりやばい人と出会ったからさ…』
岩 「お前も大変なんだな」
そう言って肩に手を置いてきた
及 「ねぇ!そこ2人で盛り上がんないで!?」
『ふふっ徹はかっこいいより面白いよね』
花 「及川のファンに見せてやりてえ」
そんな他愛もない話をしていると
牛 「あなた。帰るのか」
後ろを見ると若利率いる白鳥沢排球部がいた
及 「なに牛若ちゃん!あなたは上げないからね!」
そう言って抱き寄せてくる
なんかよく考えると
めっちゃ恥ずかしい!!
最近まで大丈夫だったのに…!
くそ、!クソ川なのに、
及 「え、あなた照れてるの!可愛い〜」
『まじうざい、はやく離して…///』
牛 「及川。嫌がっているから離した方がいいと思うぞ」
及 「べーだっ!牛若ちゃんがあなたに抱きつけないからって嫉妬しないでよね!」
牛 「何を言っているんだ…?出来るが?」
そういうと徹から話されて若利の腕の中にいた
いやこっちもこっちで無理!!!
『ちょ、まじ離して』
ワントーン下げて言うと離してくれた
『私には新幹線の時間があるの』
『とっとと部活しなよ上ばっか見てると足元すくわれるよ?』
牛 「?その心配入らないが…?」
ほんとうざいな。
と改めて思い時間がやばいことに気づいた
『またね〜!』
そういって腕を振りながら逃げた
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。