『えっと、マネのことなんで知って、?』
天童「そりゃ有名だしネ〜」
有名?
なんでなの?
私は中学三年のインターハイ予選逃げ出したのに、?
時を遡ること3年前
例の男子に告白されたのが丁度
《 インターハイ予選 1週間ほど前 》
告られてからというもの普通に対応が出来なくなった
みんなに指示も出せないアドバイスも出来ない
むしろ気を使わせるだけ
そんな自分が嫌になってしまって、
私は中学三年のインターハイ予選をまえに部活をやめた
だから
すこしいやだ。
中学時代を知られたくない。
中学の時なんて隠してしまえばいいのに
だから隠していたのに
なんでわざわざ掘り出してくるの?
ゲスブロッカー
『アレそういえば、部活は?』
牛島 「今はロードワーク中だ。」
『じゃあ私忙しいから』
そう話を逸らして逃げようとすると
白布 「用事ってなんですか」
『あ、青城のマネしなきゃ、だか、ら』
なんだか白布くんは怖い
なんか睨まれてない?
白布(牛島さんのことをきずつけるなんて信じられない)
牛島 「では偵察していくか?」
え、偵察って1杯いきます?っていうノリだっけ
そう思って前を向くと白鳥沢学園の校門があった
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。