日 「もういっかい!!」
と何回目だかよく分からないもう1回を叫ぶ
私と日向くんのプレースタイルは似てはいない
というかむしろ反対
バレーを追うのが日向くん
バレーに追われているのが私。
そんなに全力で終えるものが私にも欲しい。
なんだか日向くんを見ていると何かしなきゃいけない気がしてしまう。
『日向くんおもしろいね』
そう繋心に言うと
「予測不能だな」
と応えられた。
日 「あぁまだやりたかったー!」
月 「音駒の人が帰る時間があるでしょ考えてよね」
菅 「ほんと日向元気だな、見てるだけで疲れる」
今日烏野を見て思ったことは元気ということ
なによりバレーが好きということ。
攻撃の要がミドルだということ
伸びしろがありすぎること
経験をまだまだ積めること
『烏野、覚えておくか』
そう独り言を呟いて2階にいる3人のところに
日和 「あ、おつかれー!」
『いや、私1試合しか出てないけどね?笑』
絵里 「てかオールラウンダーってすごいよな〜」
美紀 「めっちゃ羨ましい」
黒 「お、!応援ありがとなー」
絵里 「夜久ナイスレシーブ!」
夜 「おう!ありがとな!」
と後ろから音駒排球部がきた
そうして思ったことがひとつ
『リエーフは?』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!