「ナイスキー!」
「ナイッサー!」
「おいそこサボんなよー」
『この感じ懐かしい…』
て!ボーってみてちゃダメだわ
『黒尾、ボトルどこ?』
「あっちにある!ドリンク頼んでいいか?」
『うん。がんばってね』
軽く話してボトルの元へ向かう
『よいしょっと』
思ったより人数多いな…
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ
『無理だ。腕死んだ』
ドリンクつけるの久しぶり過ぎて筋肉が…
ちょうど戻ると休憩中のようだ
『はい。ドリンク飲んでね』
「「あざーす!」」
「お!これうまい!」
「なんか爽やかな感じする!」
「いつもとなんか違う!」
『よかった!^^』
色々久しぶりだな
楽しいけど楽しいけど…
中学の時みたいに迷惑かけられないよな
このままここにいることは許されるのだろうか。
〝 もうすこしここにいたいな。 〟
そう呟いた言葉は誰かによって聞かれていた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!