@1時間後
てことで,あの後強制的にジョングクは帰宅((雑
…気まずい.
なんかテヒョンがテヒョンじゃない(
いつもなら騒いだり私のこといじったりしてる癖に.
余計意識しちゃうじゃん.
しばらく沈黙が続いた.
それを破ったのは,テヒョンだった.
驚いた.
今まで私の事女だとも思ってこなかったやつが急に
「好きなやつ居んの?」
とか聞いてきたら勘違いしちゃう.
本人の前で言えるはずもなく,また嘘をついた.
テヒョンにも素直になれれば私の事だって意識してくれるんだろうか.
この瞬間,今まで重ねてきた嘘を初めて憎んだ.
私は,一体
何がしたいのだろう___________ .
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。