亮平
「おはよう〜」
佐久間
「おっ!阿部ちゃーん!」
亮平
「なんだよ佐久間笑」
深澤
「今日なんか決まってるね笑」
亮平
「今日亮の塾の見学会あるからさ。」
翔太
「出たよイクメン。」
亮平
「いいじゃん別に笑」
宮舘
「お受験するんだろ?」
亮平
「亮がしたいって思ってるなら、無理にさせたくない。俺の武器は勉強だったけど亮には色んなことして貰いたいから。」
佐久間
「いいパパだな〜笑」
亮平
「ってな訳で早くおわさせてもらうね!」
照
「まぁどうせみんな彼女に会いたいだろうしね笑」
佐久間
「会いたーい!」
ラウール
「ぼくもっ!」
亮
「パパまだぁー?」
あなた
「パパ今日お仕事だからね、もうちょっとで来るよ」
亮
「僕、パパみたいになれるかな?」
あなた
「亮がパパみたくなりたいって思ってるならなれるよ」
亮
「うん!!」
亮平
「おまたせ〜ごめんな」
亮
「パパ!!」
あなた
「大丈夫だった?」
亮平
「うん!よし行こっか!」
亮平
「塾は決まったけど、亮他になにか習いたいのある?」
亮
「ん〜。パパとママは何習ってたの?」
亮平
「パパはダンスかな。」
あなた
「ママはピアノと亮と同じ塾だよ。」
亮
「僕、ダンスとピアノしてみたい。」
亮平
「ほんとに言ってる?」
亮
「うん」
亮平
「亮がやりたいならいいんじゃない?」
あなた
「練習とか大丈夫なの?」
亮平
「まぁまぁ、体験してみたら?それで決めたらいいよ。」
あなた
「いいの?」
亮平
「やりたいこと沢山させてのびのび育てよう?」
あなた
「うん」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!