第20話

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2020/04/28 15:02
そして今日、私は24歳になった。













柊真
「おめでとう!」

あなた
「笑笑ありがとう」

柊真
「お、友達来たみたいだから迎えいってくる笑」

あなた
「うん笑」











「檜山くん」

あなた
「はいっ、」

「大阪はどうだね?」

あなた
「まだまだ未知なところはありますが、これからも頑張らせていただきます」

「期待してるよ」

あなた
「はい。ありがとうございます」




「きゃぁー!!」

「SnowManじゃない?!」

「誰が呼んだの?!」

「檜山さん?」


あなた
「私じゃないよ笑」

柊真
「想像以上にバレるの早かったな笑」

康二
「柊真しっかりしてやっ??」

「柊真さんとどういう関係?」

「確か柊真さんって昔…」

柊真
「あんま探らんといて笑あなた」

あなた
「何?」

深澤
「誕生日おめでとうございます!!」

あなた
「わざわざすみません。柊真が、ありがとうございます!!」

柊真
「俺?」

あなた
「そうだよっ!それよりあの件大丈夫なんだよね?」

柊真
「あの件??あー!そっちはほんと大丈夫や!」

あなた
「色々と怖いわ笑皆さんゆっくりしてってくださいね笑」







柊真
「阿部さん。これがラストチャンスです。」

ラウール
「少し雑談程度に話してくれば?」

康二
「行ってきや!」










みんなに言われるがままあなたの元へと行った。















あなた
「久しぶり」

阿部
「おう。」

あなた
「お茶?でいい?」

阿部
「ありがとう」

あなた
「仕事楽しそうで何よりだよ笑」

阿部
「あなたこそ。他の彼氏とはどうなの?」

俺なにやってんの?!

あなた
「あー、うん。」

少しの間があって…

阿部
「柊真って子と付き合ってるの?」

あなた
「えっ?」

阿部
「やっぱりそうだよな…。」

あなた
「…」

阿部
「幸せになれよ」

あなた
「袖を掴む))))…。」

阿部
「え?」

あなた
「グスンッ…。」

阿部
「えぇっ?!待って泣かないで?!」

あなた
「亮平のバカ…」

阿部
「俺、そんな余裕ないです…。あなたの前ではずっとカッコ良くいたくて、でも前に空港で柊真って子から頭ポンポンされてて…」

あなた
「あの日ずっと待ってたんだよ?亮平が来るの…。」

阿部
「でも頭ポンポン見ちゃったら俺勇気出なくて…。」

あなた
「ごめんね…逃げるように別れて大阪に行っちゃって…」

阿部
「俺もごめん。あなたの気持ちに気付けなかったし、余裕なかったです…。」

あなた
「怖かったの。亮平の婚約者としてほんとにいいのかなって…」

阿部
「そんなの俺だって…」

あなた
「ごめん…グスンッ」

阿部
「今の彼氏の上書きしたいです。」

あなた
「こんなとこでっ?!」

阿部
「誰も見てないよ??」

あなた
「無理だよっ…///」

阿部
「あなた、もう1回やり直そ?こんなカッコつけてる俺だけど次は不安になんてさせないから…。」

あなた
「でも…」

阿部
「あぁー。彼氏居るんだよね…ごめん。今の忘れて?」

あなた
「柊真は彼氏じゃないよ。」

阿部
「え?そうなの?」

あなた
「あの日空港で頭ポンポンされてるの見たんだよね??あの時私亮平との事あって泣き過ぎて目が腫れてて目薬貰ってたの…」

阿部
「え。でも頭ポンポンは…」

あなた
「あれは、頭ポンポンって言うか前髪が目に入るよ?ってどかしてくれただけだよ…」

阿部
「俺の勝手な妄想?!嫉妬?!」

あなた
「笑笑」

阿部
「今笑うとこじゃない…彼氏居ないんだよね?」

あなた
「うん」

阿部
「もう一度俺とやり直してくれませんか??」

あなた
「Yes以外ないよ?」

阿部
「ほんとにっ?!」

あなた
「もう目が腫れるほど泣きたくない…。」

阿部
「笑」

あなた
「でもな、亮平が嫉妬してるとこもっとみたい笑」

阿部
「ん?俺を嫉妬させちゃうと色々やばいよ?」

あなた
「流石S…」

阿部
「もう、絶対離さないから。」

あなた
「離れないから。」


















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