第5話

#4
1,016
2018/04/13 12:57
ピピピピ...ピピピピ...♪

ガチャッ
あなた

んーふぁ〜( ̄^ ̄゜)

目覚ましを止めて、伸びをしながらアクビをする。
あなた

急いで準備しなきゃっ!

バタバタと支度を始める。

あと1時間ほど時間はあるけど、早めに準備して心の準備をしておきたい。




20分後...
あなた

髪よしっ!服よしっ!メイクよしっ!

完璧だ✨
あ〜緊張するなぁ...

デートの約束をした日から毎晩、デートについての本ばかり読んで、予習?している。
しばらくの間その本を熟読していると、
ピンポーン♪
あなた

あっ!来た!

ドタドタと急いで玄関に向かう。
大貴
大貴
おはよう。
あなた

お、おはよう!

私服かっこいい〜♡
大貴
大貴
早く、行くよ。
あなた

はい!

しばらく歩いて、ショッピングモールなどたくさんお店があるにぎやかな通りまで来た。
大貴
大貴
映画まで時間あるけど、何したい?
あなた

えっと、手、繋いだりとか

大貴
大貴
うん。もう繋いでるね。
あなた

名前で呼んだりとか

大貴
大貴
あなた
大貴って言ってみ?
あなた

/////1つのアイスを2人で分けたりとか

大貴
大貴
うん。
そう言うと有岡くんは、アイスを売っているお店までスタスタと引っ張っていく。
あなた

寒いね。

大貴
大貴
うん。
あなた

選択間違えたー。

大貴
大貴
はい、あ〜ん
アイスをすくったスプーンを、私の口元に近づけてくる。
あなた

いや、食べるのは自分でっ!

ブンブンと手を振るけど、
大貴
大貴
ほら、早く。あなた
あなた

/////やっぱり名前呼びは無しでー!

そう言ってから、ぱくっ
あなた

おいしぃ♡

大貴
大貴
/////
あなた

?どうかした?

大貴
大貴
いや、何も。
あ!そうだ!
あなた

有岡くん!はい!

大貴
大貴
え、いやいいよ俺は。
あなた

ダーメ!

あなた

大貴?

大貴
大貴
なっ/////分かったよ。あ
恥ずかしがりながらも、口を開けている有岡くん。なんだか可愛い♡
あなた

あ〜ん♡おいしい?

大貴
大貴
う、うん/////
顔が真っ赤になっている有岡くん。
私がじーっと見つめていたからか、
大貴
大貴
そ、そろそろ映画行こっか。
あなた

もうっ!恥ずかしいからって話題逸らしちゃって〜ニヤニヤ

大貴
大貴
うるさいっさっさと行くよ!
あなた

はーい

私が有岡くんの横に並ぶと、そっと優しく私の手を包んでくれる。
その温もりが大好きだ。

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