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第1話

出会い
213
2018/06/03 01:19
スヨン
あっつーい。もうやだぁー
◯◯
でも、今日雨降るんだって
スヨン
降るわけないよ!こんなにも暑いんだから
確かに、スヨンの言う通り今日はすごく暑い
スヨン
まぁ、いいや。とりあえずうち今日部活あるの
◯◯
嘘ぉー。うちないの。
「ごめん」と言って、ダッシュで走っていった。
仕方なく、ぼっちで帰った。
◯◯
雨降らないじゃん!傘もって来てなかったからラッキー
ザーザー
◯◯
とことん、今日はついてないな。
仕方なく←本日2回目
ダッシュで帰ることにした
◯◯
うぅ。もうだめだ。雨宿りしようかな。えーっと公園公園
人影のない小さい公園を見つけた。ちょうど良かった。
そこにある、ベンチに座って雨宿りすることにした。
◯◯
すごい、濡れたなぁ。タオル...忘れた
自分を殺しそうになった←殺せ
ビショビショのまま、座った
ジミン
ジミン
君?ビショビショだよ!タオル貸すから拭きな
◯◯
えっ、ありがとう
ビックリした。急に男の子に話しかけられたから。
◯◯
あの、名前は何?私は、◯◯
ジミン
ジミン
俺は、ジミン
◯◯
ジミンかぁ...
ジミン
ジミン
ここ、まだ濡れてるけど
そう言って、拭いてくれた。フワッといい臭いがして、不意にもキュンとしてしまった。
ジミン
ジミン
ん、拭けたよ
そう言って、ニコって糸目になって笑った。
サラサラの黒髪、男の子にしては少し小さい背
胸がドキドキした
◯◯
あっ、ありがとう/////
ジミン
ジミン
フフフ、照れてるよね?ww
◯◯
なっ、照れてないし///
ジミン
ジミン
図星だなww
気になった、ジミン君のことを、もっと知りたいと思った。
それから、たくさん話した。ジミン君の大親友のこととか、バイトのこととか、結構話した。
ますます、気になった
◯◯
あっ、雨やんでる。
ジミン
ジミン
気づかなかったなwwさて、もう帰ろっか。
◯◯
えっ、あっ、うん
寂しかった。もう会えないんじゃないかな、そう思った
ジミン
ジミン
そうだ!いいこと教えてあげようか
◯◯
うん、教えてよ!
ジミン
ジミン
虹のかかる日に奇跡は起こるんだよ
じゃあ、明日虹がかかったら、ジミン君に会えるのかな。
◯◯
そうなんだ。なんか、ジミン君は物知りだねww
ジミン
ジミン
そうかな?まぁ、じゃあまた会うまで
◯◯
えっ、待って
ジミン
ジミン
さよなら
あっけなく去っていったジミン君。もっと、色々聞いておくんだった。後悔が積みわたる。
きっと、この出会いが私を変えた

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