あれから、3年がたったんだっけ。今はもう、高校生だ。
もう、あなたは私を覚えていないと思うけど、私ははっきりとジミン君を覚えている
スヨンも同じ高校に進んだ
なんとなく、スヨンが嘘をついているのが分かった。
何で、言ってくれなかったのかな。
あまり、深入りしないほうがいいのかなって思ったから、聞かないことにした。
ジミン君に会った、2日後に好きなんだって気づいた
なんか、いいかけたよね。今。スヨンは何を知ってるんだろ。いつか、私にもわかる日が来るのかな。
-放課後-
何でだろ。なにか、いつもと違う道を通ってる気がするんだけどな。スヨンのことだから、そんなことないよね。
何かおかしい。て言うか、自販機あるの?学校のグラウンドみたいだけど。ここ
急にボールが飛んできた。ボールを、拾って渡そうと上を向いた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!