そう!!二人を地下室に呼びに
来たんだよ。

うん。だからまず地下室に行こっか｡

接近戦に関しては悠仁は頭一つ
抜けてると思うよ｡
あなたの下の名前…はまぁまぁかな。
今覚えるべきは、呪力のコントロール

そして呪術に関する最低限の知識だね

どうしたの？

『大丈夫。僕最強だから』

ﾌｯﾌｯお目が高い｡

ではまずあちらの缶ジュースを
ご覧下さい。

こっちが｢呪力｣でこっちが｢術式｣

うーんそうだね

｢呪力｣を｢電気｣､｢術式｣を｢家電｣に 
例えようか｡

｢電気｣だけじゃちょっと使い勝手
悪いでしょ
だから｢家電｣に｢電気｣を流して様々な
効果を得るわけ｡

こっちはただ｢呪力｣をぶつけただけ
こっちは｢呪力｣を｢術式｣に流して
発動させた呪術で捻ったもの。

いや、悠仁は呪術使えないよ。

簡単な式神とか結界術は別として
基本的な術式は生まれながら体に
刻まれてるものだ。

だから呪術師の実力は才能がほぼ八割
って感じなんだよね〜

大丈夫？

パワーボムはできるでしょ。
大仁田か。

『今は使えないだけ｡そのうち君の体には宿儺の術式が刻まれる。』