業「今回は鬼ごっこだから、俺らは全力で逃げるよ」
あなた「望むところ!」
渚「カルマ、作戦通りに行くよ!」
業「おっけい渚」
2人はバッと走り出した
2人の足の速さは私とさほど変らない
けど、2人となるとさすがに私も追いつけない
だから、私の知恵を働かせる
あなた「私をそんなに甘く見ないでね」
私も2人を追いかけるため、走り出した
2人は何か合図?を取りながら逃げている
合図はよく分かんないけど
何か考えてるんだろうな
あなた「お、別れた」
途中、業と渚が二手に別れた
私は片方を追いかけ…
はしなかった
あなた「本来ならどちらかを追いかけるんだろうね」
「でも、そんなことしたら2人の思うつぼだよね…?ww」
今頃不思議に思ってるだろうな〜
なんで追いかけて来ないんだろうってw
私は山の中で1番標高が高い場所にある、大きな木へと走り出した
・
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あなた「よっ、と」
ぴょんぴょんと跳ねて、木の上まで登る
あなた「ここなら見渡せる」
「あ、いたいた」
走っている2人を見つけた
そして私は思いっきり木の枝を蹴って
空へと飛んだ
あなた「おりゃぁぁぁ!!!」
私は持っていたカラーボールを全てもち
爆豪のように体をグルンと回転させ
回転して出来た力を使い
カラーボールを投げた
(爆豪のハウザーインパクトみたいなのものと思って)
パンッパンッ
律「赤羽さん、潮田さん確保!!」
「ゲーム終了です!」
あなた「よっしゃ!」
爆豪の技役に立ったわ!!
カラーボールは綺麗に渚たちのもとへ飛んで行き
数個体に当てることが出来た
驚きのあまり、避けることが出来てなかった
あなた「うぇい!完全勝利!」
私はE組のもとへ戻った
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・
あなた「たっだいま〜!」
カエデ「おかえりあなた!」
「最後のあれ、一体なに!?」
前原「驚きすぎて何があったかよく分かんなかったわ!」
あなた「すごいやろあの技!」
「思いっきり木の枝を蹴って、その力で体を回転させて」
「思いっきりカラーボール投げた!」
メグ「最後に至っては追いかけてすらいなかったね…w」
陽菜乃「あれ、鬼ごっこて言えるのかな〜」
あなた「どっちにしろ、私の勝ちは変わらない!」
業「あ、皆ここに集まってたんだ〜」
あなた「業に渚おかえり」
渚「最後びっくりしたよ」
「気がついたら沢山のカラーボールが目の前にあったんだもん」
業「あなたどこから投げた?あれ?」
あなた「木の上から」
業「まじかよ…」
磯貝「ほんと、あなたにはいつも驚かされるなw」
烏間先生「皆お疲れ様」
「華乃、また運動能力高くなってないか?」
あなた「あ!烏間先生〜!」
「私毎日鍛えてるんで!」
莉桜「なら勝てないなw」
渚「僕たちもまだまだだね」
「あなたには追いつかないや」
あなた「また鍛錬付き合ってあげるよ?言えば」
桃花「ほんと!じゃあ、お願いしちゃおうかな!」
あなた「いつでも大歓迎✌️」
業「じゃあ今度1体1してよ」
あなた「また今度な」
烏間先生「そろそろ解散の時間だ」
ビッチ先生「ガキどもさっさと家に帰りなさいな」
岡島「もうそんな時間なのかよ〜」
木村「今日はお開きだな」
磯貝「また皆で集まろうな!」
E組「もちろん!」
磯貝「今日は解散!」
メグ「皆忘れ物のないようにね!」
あなた「帰るか〜!!」
そして楽しい時間は終わった
また明日からは学校…
頑張らないとねッ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。