第3話

後悔
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2018/07/31 08:49
ご、ごめんな…さい…。
自然に涙が出てきた。
ジミンの全てが好きだった。
笑ってる顔、泣いてる顔、怒ってる顔、困ってる顔…。
全てが私の心をギュッと抱きしめていた。
けど、この顔は好きじゃない。
こんな顔して欲しくなかった…。
何やってるの?私。


涙が容赦なく私の目から溢れる。
ジミン
え…。
凄く困ってると思う。
困ってる顔は好きだけど、今は違う。
ほんと、本人に嫌われたらどうしようもないじゃん…。
ごめん…なさい…。
これしか出なかった。
これしか言えなかった。
ただ見て欲しかっただけなの。
私を頭の中に居させて欲しかっただけなの。
ジミン
大丈夫ですか…?
なんで、そんな事言えるの?
今まで嫌なこと散々してきて居たのに。
サセンと同じ事してたのに。
なんで…心配してくれるの…?
私っ…私…ジミンにただ覚えてて欲しくて…。
一生懸命口を動かす
けど、やり方が間違ってた…。
ごめんなさい…ごめんなさい…
ジミン
…。
お願いだから…
私を嫌わないでっ…?
涙を流しながら、とにかく喋った。
ジミンは真剣な表情で私の話を聞いてくれている。
ジミン
僕は…
スタッフ
終了です。
皆様ご移動お願いします。
ジミンが話し始めようとした時に終了の合図が出てしまった。
私は涙を抑えながら移動した。
あいにくジミンは最後だったからこれで誰にも涙は見られない。
立ち上がり歩いている私をジミンはどんな目で見ているだろうか…
背中が肌寒い。






本当に、ごめんなさい。

























嫌わないで。






って言っても無理な話。


























ジミン…大好き。

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