第13話

STORY12
1,512
2019/12/24 12:57
事務所から出て、玲於君はバイクらしく、バイクで移動することになった。
佐野玲於
佐野玲於
で、家どこ?
実葵
実葵
そこまで遠くないんだけど、○○丁目の○○番地。
佐野玲於
佐野玲於
了解。はい。ヘルメット被って、しっかり捕まって。
実葵
実葵
うっうん。
急いでつけて、乗った。
実葵
実葵
お願いします。
そう言って、後ろから少しだけ服をつかんだ。
佐野玲於
佐野玲於
いや、危ないから。ちゃんとこうして。
と言われ、手を掴まれて、玲於君の腰に後ろから手を回し、捕まる体制になった。
実葵
実葵
ツッ///(///ω///)
佐野玲於
佐野玲於
ん、じゃあ、行くぞ。
実葵
実葵
はっはい。
そうして走り出した。
家に着くまでは、もうテンパりすぎて、ドキドキしすぎて、玲於君に心臓の音が伝わるんじゃないかって思うくらいうるさくて、伝わらないでと思ってるうちに、気づいたら家に着いていた。
佐野玲於
佐野玲於
ん、ここであってる?
実葵
実葵
へ?あっはい!ここです!ありがとうございました!///
あっ、それでは!///
佐野玲於
佐野玲於
おっおう……。///
私は早足で家に入った。
実葵
実葵
ただいま〜。
中に入ると、玲於さんが皆さんの方に向かったのか、バイクのエンジン音が聞こえた。
私は少し寂しくなりながらもため息をついた。
実葵
実葵
はぁ……。(´,,-ㅿ-,,`)
結愛
結愛
お姉ちゃん!おかえり!
実葵
実葵
結愛、ただいま。(*´ω`*)
彩
実葵、おかえり。お父さんは?
実葵
実葵
銀行寄ってから帰ってくるって。
彩
そう、分かった。ありがとう。(*´ω`*)
さっ、ご飯食べよ!
実葵
実葵
うん!
結愛
結愛
お姉ちゃん、どうしたの?どこか辛そう……。
実葵
実葵
え?そんな事ないよ!大丈夫。(*´ω`*)
彩
……さては、好きな人できた?(。-∀-)ニヤリ
実葵
実葵
えっ!///
彩
これはできたな。(。-∀-)ニヤリ
教えて!お父さんには言わないから!
結愛
結愛
結愛にも!
彩
恋バナだ!
実葵
実葵
ええー///
結愛
結愛
で、誰?誰?玲於君?それとも違う人?
実葵
実葵
……わかんない。けどね、さっき、玲於君に送ってもらったの、それでバイクのエンジン音聞こえたら、行っちゃったんだって思って……少し寂しくて……。
彩
……実葵、それ、恋してんじゃん!
実葵
実葵
へ!?///
結愛
結愛
お姉ちゃん、もしかして、初恋?
実葵
実葵
うっ……。///
彩
おっ、これは図星ですぞ!(。-∀-)ニヤニヤ
実葵
実葵
もう!お母さん!///
結愛
結愛
お姉ちゃん顔真っ赤!可愛い〜。
実葵
実葵
(๑´^`๑)ウウ~~。からかわないで!///
彩
可愛な〜。( ^^)/♡♡
実葵
実葵
(๑´^`๑)ウウ~~///
そんなこんなしてる中、玲於はというと、
みんなの元に行き、いじられていた。
白濱亜嵐
白濱亜嵐
んで、玲於、どうだった?送ってみて。(。-∀-)ニヤニヤ
佐野玲於
佐野玲於
いや、///ただ、引っ付いてきてもずっと顔真っ赤にしてて、可愛いな〜って思いながら走りつつちらちら見てた。///
小森隼
小森隼
んじゃ、どうして赤くなってたんかねー。(。-∀-)ニヤ
佐野玲於
佐野玲於
あー、それは俺も思った。
TAKAHIRO
TAKAHIRO
え?
KEIJI
KEIJI
玲於、
ケンチ
ケンチ
まさか、
NAOTO
NAOTO
そこまでいってて、
岩田剛典
岩田剛典
なんもわかってない感じ?
佐野玲於
佐野玲於
?何がですか?
登坂広臣
登坂広臣
……鈍感すぎだろ。
長谷川慎
長谷川慎
いや、薄々思ってましたが、
藤原樹
藤原樹
まさかそこまで鈍感だとは……。
全員
ビックリだわ。
佐野玲於
佐野玲於
いや、だから何が!?
KEIJI
KEIJI
まぁ、とりあえず、今度オーディションあるんだろ?
佐野玲於
佐野玲於
はい。
KEIJI
KEIJI
んじゃ、それまでに告白しろ。
佐野玲於
佐野玲於
え!?
KEIJI
KEIJI
いいな?
佐野玲於
佐野玲於
いやいや、それで振られたら、俺オーディションどころじゃなくなりますよ!?
ケンチ
ケンチ
大丈夫だ。その前からそんな感じになるwww
佐野玲於
佐野玲於
え?なら何故それまでになんて言うんですか?
ケンチ
ケンチ
んー、告白しといたら、俄然やる気だしそうだから?
佐野玲於
佐野玲於
どこからそんな結論が出るんですか。(´Д`)ハア…
ケンチ
ケンチ
まぁ、いいから、早めの方が良いってのもあるし、てっとりばやく言え!
佐野玲於
佐野玲於
……はい。

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