そんなこんなで、時間はたち、この日私は、玲於さんに呼ばれ、GENEさんたちの所に遊びに来た。
コンコンコンッ
なんだろう……。と思いながらも、玲於さんについて行くことにした。
〜玲於side〜
そう、今日実葵ちゃんを呼んだのは、こっ……告白……しようと思って呼んだんだけど、緊張しすぎてやばい!あー、誰か助けてくれー!って叫びたいくらいだ。
そうこうしてる内に、借りた部屋に着いた。
〜実葵side〜
玲於さんに呼ばれて、部屋に来たはいいものの、なんだろう?私何かしたかな?
そう思ってると、ドアを閉めた玲於さんが私の前に立った。
〜玲於side〜
実葵ちゃん、好きな人いるんだ……。って、落ち込んでる場合じゃない!とりあえず、当たって砕けろだ!
そう言って俺はお辞儀しながら手を差し出した。┌─〇﹣⇦こんな感じ。
〜実葵side〜
うそ……。( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
玲於さんが、私を、好きでいてくれたの!?( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
もう、嬉しすぎて、涙が止まらなくて、泣くなよー。って言われて撫でてくれても、泣き止めなかった。
〜玲於side〜
告白した後の実葵は、撫でても涙が止まらなくて、落ち着くまでずっと抱きしめた状態で撫でてた。
そう言って、笑って差し出した手を繋いでくれる彼女が可愛いくてしょうがなくて、ベタ惚れだなーって思いながら、楽屋に行った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!