第6話

高地優吾×仮💛
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2020/05/27 13:17
あなたside
「あなた!!」
『あ!優吾!おはよ!』
おはようございます!
高校二年生のあなたです!わたしには仮彼氏がいます。それは ……高地優吾です。
『ねぇ、優吾はどうして私を仮彼女にしたわけ?』
「入学式に一番最初に目があったからだよ」
優吾はモテモテなんです。
モテるのを嫌がって私を仮彼女にしました。
「自分を好きな子は嫌い」とか嫌なこと言うやつなんです。でも、そんな腹黒いところは私以外には見せない。キラキラのスマイルでなんでも対応です。
《優吾くん!おはよぉー💛》
「あっ、おはよ。西村さん。今日も可愛いね」
《優吾くん…////》
『ほらっ、行くよ。』
「うん!ごめんね、西村さん!」
私は朝っぱらからなに見せられてるんだろ。
無性にイライラする。
「あなた、なに怒ってんの?」
『は?怒ってないし』
「なんで機嫌悪いの?」
『。。。』
「俺のこと好きなんでしょ?」
『?!なんでそれを。。。』
「一緒にいればわかるし。ってか、本当にお前を適当に仮彼女にしたと思ってんの?」
『え、、、』
「お前のことが好きだからだよ」
「もう、仮関係やめようか。。。」
「お前のこと好きだよ。付き合お、正式に」
『う、うん!!』
「ふはっ、泣くんじゃねーよ(チュッ💋)」
『?!』
「あ?もしかしてファーストキス?」
『///////』
「可愛いな、あなた」
どうしよう、もっと優吾のこと好きになっちゃうよ。。。

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