あなたside
『ほっくん先生!わからん!ココ…』
「おまえさぁ?」
『なに?ほっくん先生?』
「昨日復習した?ここ。宿題で出してたよね?おれ!」
『。。。』
『だって、やる気でないんだもーん!
じゃあさ、先生!交換条件出してもいい?』
「、、、。しょうがないな。頑張るならいいよ」
『じゃあ、先生!10分でとけたらデート行こ』
「はいはい、じゃあいくよー、よーいどん!」
ー10分後ー
『と、とけたー!』
「どうせあってなi…。合ってる…」
『やったぁ!!先生、服かってー!』
「よしっ、じゃあ、今から行くぞ!」
『今から?!メイクもなんもしてないよ!』
「(耳元で)お前は十分可愛いから」
『///////』
「笑笑」
先生、期待してもいいですか?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。