🌸「あぁ、ユンギ君と電話するんだ、やばぁいな」
そんなこと思いながら、夏休みの宿題を進めていた。
📞プルプルプル
🌸「ゆ、ユンギ君!」
ユンギ君の電話の着信音、普通なはずなのに、なぜかみんなとは違う、素敵なメロディーに聴こえられた。
🌸「もしもし!!!」
🐭「声でか過ぎㅎㅎ」
🌸「うわぁごめん!緊張しちゃって!」
🐭「緊張ってなんだよ…///」
🌸「あ!つい、ごめん!」
🐭「はぁ、あんま可愛い事言うなよ…/////」
🌸「えっ…?」
🐭「もうまじで最近の俺なんか変だわー////」
🌸「私も、///」
🌸「なんか最近、すごい変、」
🌸「なんだろう、」
゛今ものすごくユンギ君に会いたい _゛
プツ
そこで私は電話を切った
私はなんて恥ずかしい事を言っているのだろう、
どうしてこんなに恥ずかしい言葉がすらすら出てくるんだろう
🐭「なんだよあいつ///」
🐭「俺だって会いたいから…////」
🌸「はぁ、ほんとに暑い_」
この暑さは、夏だから?
それとも、ユンギ君のせい?
うん、きっと、ユンギ君のせいだ_
next_
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!