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第1話

“お揃いだね” /sr&sin
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2026/01/24 01:00 更新




主人公→Srimr ( 東雲椎葉
    snnm sin ( 東雲椎名

サブ→gnms ( 音瀬響
   mmntmr ( 灯瀬芽亜

サブのサブ( ? )→hin hn ( 柊陽奈
       →iemn ( 爽門宇そうもんいえ


・バットエンド

・成り変わり



以下本編⤵︎
Srimr
ふわぁ〜…眠いぃ…
高二の夏休みを終えて。



まだ少し暑さが残る教室にて、机に突っ伏す。



…欲を言えば、もう少し夏休みが続いていて欲しかった。



だがその願いはどうせ叶わない。



あーあ、勉強面倒だなぁ…なんて思っていた時である。






ガラガラガラ…



新学期初日、彼女はこのクラスに入ってきた。



先生に促され、黒板に立った転校生。



snnm sin
え、えぇっと…東雲椎名です!よろしくお願いします…
Srimr
( 東雲椎名って…私と似てるなぁ



そう。彼女は私と名前が殆ど変わらないのだ。



彼女は東雲椎名で、私は東雲椎葉。



gnms
えぇっ、東雲椎名って…椎葉と同じじゃん!
Srimr
本当だね…こんなこともあるんだ


こっそり、周りに聞こえないように



親友の響が話しかけてきた。



いや、本当に奇跡じゃないの?



まるで…ドッペルゲンガーみたいじゃん。




『じゃあ椎名さんは、椎葉さんの前の席ね』
snnm sin
えっと…?
Srimr
あ、私です

snnm sin
あ、はい…!






Srimr
椎名さん、これからよろしくね
Srimr
私は東雲椎葉!
snnm sin
椎葉さんですね…!わかりました!

gnms
おっと、私を忘れちゃだめだよー?
gnms
私は音瀬響!よろしくー
snnm sin
よろしくお願いします!




同じ苗字で名前も似てるなんて面白い。



仲良くなれるだろうか…?



いや、仲良くなってみせよう。







数日間一緒にいてわかったことがあった。



私は普段から外に出ているから肌焼けしている。



しかし、椎名は色白で、おとなしめな性格。






それでも私と椎名は仲良しで、会って数日なのに



好みがあってよく一緒にいる。…あ、勿論響もね。




snnm sin
ねぇねぇ、今度皆でショッピング行かない?
Srimr
お、いいね!行こ行こ
gnms
賛成ー!いつにする?
snnm sin
じゃあ今週の土曜日で…!
Srimr
了解!




この時のショッピングも、仲良く3人で回って。




私と椎名はスクールバッグに付けるS字のチャームも買った。




『お揃いだね』と。





ある日曜、髪を切ろうと思った。




今までは長く伸ばして、



ヘアアレンジをしようと思っていたが、



椎名の可愛らしいショートヘアを見て切りたくなった。




Srimr
よし!ドッキリで皆には言わないでおこ…!




次の日の学校。




ガラガラガラ…




Srimr
おはようございま…って椎名!?



私が見たのは、私と同じように



髪を切り、はね毛の髪を揺らしている椎名だった。




Srimr
し、椎名も髪切ったの?
snnm sin
え、椎葉も?
snnm sin
実は私、ちょっと切りたくなってさ…


hin hn
あ、2人とも髪切ったんだ!
hin hn
似合ってるよ〜!!
gnms
本当本当、可愛いじゃん!
gnms
というか…もう双子に見えるね ( 笑
Srimr
え、そんなに?
hin hn
そうそう!見分け付かなくなりそう〜


にぱっと笑って見せた陽奈ちゃんは、



名前の通り周りを照らすような



明るさの笑顔をしていた。




そんなに褒めてくれるなら…いいかも?



snnm sin
また“お揃い”だね ( 笑
Srimr
だねだね、でも悪い気はしないかな








ある日、不思議な人が話しかけてきた。



上靴の色からして、3年生。



_____
……貴女
Srimr
…?あ、私ですか…?
_____
ああそうです、貴女です…
_____
…貴女、何か悪いものが憑いていますね
Srimr
…え?わ、悪いものって…?




藍色の髪を揺らして目を細めるその人。



言っている意味は私には当然理解できないが…



悪いもの…?そんなもの、無いはずなんだけどな…?




_____
おっと、自己紹介が遅れましたね
mmntmr
私は____生徒会長の灯瀬芽亜
mmntmr
悪いものが憑いた
少年少女を救う仕事をやっています

Srimr
は、はぁ…


正直、生徒会の前の____という



部分は聞き取れなかった。



そもそも、こんな人居たっけ…?




mmntmr
……
mmntmr
貴女には…はい、これを
Srimr
で、電話番号…ですか?
mmntmr
ええ、危険だと思った時に使って下さい
mmntmr
私“達”が駆けつけますよ
Srimr
は、い…?



瞬き一つすれば、あの人_____生徒会長は



どこかに消えてしまったようだ。



まぁとりあえず、ポケットにでも入れておこう。








その連絡が来たのは、風呂上がりに



アイスを頬張っていた時だった。





LINE


『そういえばさ、椎葉〜』


「ん、何ー?」


『この前とんでもない事件が起きてて!』


『椎葉にも関係あるんだよね…』


「え、マジ?…何だったの?」


『クラスにさ、______って奴居たじゃん?』


『そいつ、椎葉の事好きだったみたいで…』


『でも間違って椎名に告白しちゃったの!』


「え、間違えられて…?」


『そう。あまりにも似てるからさ…』


『でも問題なのは此処から!』


『椎名は勘違いを訂正しないまま振ったの』


「…え…?」





確かに私だってあいつの


事は何とも思ってなかったけど…!


どうやったら椎名が私への告白を振る


権利ができるの!?




「ちょっとごめん、椎名に連絡する」


『…うん、して来て良いよ』







私はすぐに椎名に電話をかけ、


強い口調で問いかけた。



snnm sin
「ご、ごめんなさい…ッ」
snnm sin
「わ、たし…すぐに間違われてるって…
き、気づいたけど…ッ」
snnm sin
「男子…とか苦手で、どうすれば
いいか、分かんなくって…ッ」


椎名の涙声を聞いていたら、


さっきまで爆発寸前だった怒りが、


急速に冷めて小さくなってしまった。



Srimr
「っあー…ごめん、私も言いすぎた」
Srimr
「というか、間違える方が悪いよね!」
Srimr
「絶対あいつ、学校で問い正してやる」




その後、そいつを追い詰めて


私と椎名を間違えていた事を言った。


勿論相手は焦っていた。


だって、好きな人を間違ったんだしね?


まぁそのままそいつのことは振りましたけど。







Srimr
はーぁ…暇


体調が悪く、学校を休んだ日。


しかし誰からも心配するメールは来ない。


椎名や響ですら。


Srimr
ん〜…やる事無いなぁ



ズキッ



左手にトンカチで打ったような


痛みが…!?





Srimr
痛ッ…!?お母さん…!

ガチャッ




『し、椎葉!?大丈夫!?』


『どうしたの…!?』




Srimr
分かんない…ッなんか…痛くて…ッ



原因不明の痛み。


私を襲うその痛みは、長く続いた。




最終的には



『明日はギプスして行こうか』

『右手じゃなくて良かったね』




とは言っていたが、正直左手でも

だいぶ不便ではあると思う…




とりあえずその日はもう寝た。


疲れたら寝るのが一番。うん。





ガラガラガラ……


Srimr
おはようございまーす
gnms
あ、椎葉!!おはよー!
Srimr
おはよ、…?



教室に入って一番、声をかけて来た響…


何か違和感がする。


私は昨日休んだはずだよね?


心配の一言すらない…?




snnm sin
あっ、椎葉!おはよう…!
Srimr
おはよ、椎名
snnm sin
ちょっとこっち来て?
Srimr
っえ



椎名に手を取られ、廊下へと連れ出される。



何か悪いことでもしただろうか?


いや、していないはず…




snnm sin
昨日さ、椎葉休んだでしょ?
snnm sin
だから代わりに出席しといたよ
Srimr
…え?
Srimr
それってどういうk
snnm sin
まぁ…代わりに“東雲椎名”は
欠席になっちゃったけどね、( 笑
snnm sin
でも“東雲椎葉”は出席になったから!
Srimr
…なんでそんな事…
snnm sin
この前迷惑かけちゃったでしょ?
snnm sin
だから、取り返すためにね
Srimr
……




おかしい。おかしい…


こんなのおかしい。


代わりに出席?なんで?


そもそも周りは気づかなかったの?


椎名と椎葉を間違えたの?


おかしいよ、おかしい、絶対…!!





思わず制服の裾を握った。


snnm sin
…それじゃあ、私は先に戻ってるね





gnms
あ、“椎葉”!戻ってきたぁ〜
snnm sin
ん、戻って来たよ〜!
gnms
実は今ね、( 笑
snnm sin
え、そーなの?( 笑




何で?何で…


響まで?信頼していたのに?


響まで、私を間違えるの?




笑っている椎名の顔が、


窓に映る私の顔と同じに見えた。


自分のギプスに目をやる。


…あれ、椎名にも…?


“お揃い”だね


あの、あの椎名の声が頭の中に木霊する。

……


ああ、もうだめなのかな、


取り返しが付かないのかな、


もう既に、あの騒動の時点で戻れなかったんだ。




ぐしゃっ


ポケットに入れていたあの紙切れ。


…連絡、かあ…


もう、どうにもこうにもならないのに。


連絡する価値なんてどこにも無いのに。




びりっ


…紙を破り捨てた。


途端に、あいつと同じ私の姿が憎く見えた。





逃げた。逃げた。


こんな場所に居たくなかった。


あいつが私の姿をして、笑っている所を。


Sのチャームも、お揃いだったもの全部捨てた。


嫌になった。


勢いで家に戻って…




snnm sin
うん、美味しいよ
『そう、なら良かった…手、大丈夫?』
snnm sin
右手は使えるから何とかね
snnm sin
そのうち治るよ




“私の”母にお菓子を出してもらって、


話しながら微笑んでいるあいつを見た。






…あいつは、こちらを見て笑った。


身振りで『手を見てみろ』と伝えて来た。


見てみれば……











体が、薄く…?








mmntmr
…あーぁ、だめでしたか
mmntmr
連絡しろと言った筈なんですがね…
iemn
…もう取り返しがつきませんよ
iemn
もうあの…椎葉さんに実体はありません
iemn
椎名さんに、全て取られてしまいましたから
mmntmr
…そうですね
mmntmr
偽物…今となっては
どちらかさえ分かりませんが…
mmntmr
まぁ、成り代わってしまったんでしょうね
iemn
……椎名さん、どうします?
mmntmr
…もうあれは馴染みすぎています
mmntmr
そのまま放置した方がいいでしょう
iemn
………はい
mmntmr
さ、行きますよ…宇さん
iemn
…はい、わかりました



“mmmr”生徒会、執行部…


この生徒会長が、貴女達を救って見せます。





それが、叶わないことであっても。







短編集投稿しました!!!


実は前に短編集作ってはいましたけど…


すぐ消しちゃったんですよね〜…



まぁ他の小説の記念で出したものなので!


気ままに更新されていきます〜





それでは!!







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