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第7話

ステージ7
俺は物置部屋の前に来た。
コンコン……。
村山颯
村山颯
はーい。
おっ、やっと来たか。
村山樹
村山樹
来いって言ったのはアンタだろ。
村山颯
村山颯
まぁ、そうだけど。グイッ。
俺は兄貴に腕を引っ張られ、兄貴に抱き締められる感じになった。
村山樹
村山樹
ちょっ、
俺は兄貴から離れようとしたけど、
村山颯
村山颯
ダメ。
逃がさない。
兄貴はギュッと俺を抱き締めた。
村山樹
村山樹
俺に会わせたいやつって誰?
俺は逃げるのを諦めた。
村山颯
村山颯
そんな子、居ないよ?
あれはお前を呼ぶ為の口実。
村山樹
村山樹
じゃあ、本来の目的はなんだ。
村山颯
村山颯
……お前、三毛縞斑と付き合ってんだろ?
村山樹
村山樹
……!?
…………アイツに、斑になにかしたら許さねぇぞ。
村山颯
村山颯
なんもしないからさ、アイツと別れて俺と付き合え。
村山樹
村山樹
はっ!?
村山颯
村山颯
俺、本気だよ?
どんな手を使おうとお前を手に入れる。
村山樹
村山樹
いや、無理。
俺には、斑が居るし。
それにアンタは俺の事、道具としか思ってねぇだろ。
村山颯
村山颯
そうだな。
俺は興味のある奴……つまり、好きなやつにしか暴力を振るわねぇぞ。
相手を痛めつけるのが俺の愛情表情だからな。
村山樹
村山樹
お前、狂ってんだろ。
村山颯
村山颯
まぁ、否定はしない。
俺も普通じゃないって思ってるから。
でも、お前には絶望に満ちた表情をして欲しいんだよ。
そんな衝動が抑えきれない。
村山樹
村山樹
嫌だ、断る。
村山颯
村山颯
だったら、三毛縞斑の過去をマスコミに流すだけだ。
元々、お前に拒否権なんてねぇんだよ。
お前は俺の、奴隷なんだから…さ。
村山樹
村山樹
(斑の過去って、あの事、か?
それはダメだ。
斑がアイドルで居れなくなってしまう。
いや、それ所か築き上げてきた友だちとの関係もなくなってしまう。)
俺は俯いた。
村山颯
村山颯
あっ、ちなみに俺は本当に三毛縞斑の弱みも握ってるからな。
これがその証拠。
兄貴は俺から離れ、鞄から1枚の写真を取り出した。
村山樹
村山樹
これって……。
村山颯
村山颯
そう、三毛縞斑の幼い頃の写真と両親。
三毛縞って苗字は珍しいから探すのに苦労はしなかったよ。
村山樹
村山樹
………………
俺は俯き、色々考えた。
村山樹
村山樹
(斑の両親の事が世間にバレると…斑が、傷つく。
俺はもう、アイツの絶望したような表情を見たくない。
俺が、斑を守らないと。
俺がアイツに出来ることはそれだけだ。)
村山樹
村山樹
……分かった。
アンタの言う通りにする。
だから、斑の事は隠しててくれ。
村山颯
村山颯
ニヤッ
あぁ、もちろんだ。
俺は約束は守るぞ。
じゃあ、三毛縞斑と極力関わるな。
村山樹
村山樹
……分かった。
村山颯
村山颯
じゃあ、可愛がってあげる。
俺は兄貴に押し倒された。