数時間後……
☆☆「部長、余計なことしないでくださいよ……ボコッ」
・
☆☆「そんなの決まってるでしょ?海人が好きだからだよ チュ」
☆☆「だって今帰したら俺の海人取られちゃうでしょ?チュクチュ」
☆☆「痛った……」
☆☆「ギュ (海人の首にナイフをつける)」
☆☆「今逃げたら、海人の命も、家族の命も無いよ?」
ドサッ
☆☆「そうやって俺の事だけ考えてればいいんだよ」
次の日……
おばあちゃん「上からドンッドンッて音がしたんだよ、私怖くなっちゃってねぇ」
おばあちゃん「お巡りさん、ごめんねぇ」
上の階……
ピーンポーン
?「はい」
?「忙しいのでちょっと……」
ガチャ
「あの……」
「音……うちからですか?」
「すみません、ありがとうございます」
「では……」
「え?まぁ……」
「あ……はい……」
ガシャン!
「っ……ちょっとすみません」
☆☆「(ナイフを紫耀の方に向ける)」
☆☆「それ以上こっちに近づいたら全員殺す……!」
☆☆「うぁぁぁぁぁぁ!」
カランカラン
数分後……
ピーポーピーポー
・
外……
玄樹、勇太、廉「……え?」
玄樹、勇太、廉「は!?」
続く……
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!