第34話

#32
1,753
2020/05/11 00:00
勇太
ギュ グスッグスッ
優太
勇太……ごめん
数時間後……
玄樹
紫耀!
紫耀
玄樹……
玄樹
海人と父さんから連絡は……
紫耀
まだない……とりあえず俺の先輩に伝えて見たら連絡してもらうけど……









☆☆「部長、余計なことしないでくださいよ……ボコッ」
優太
うっ……ゴホゴホ
海人
んーん!……グスッ



海人
先輩っ……なんでっ……グスッ
☆☆「そんなの決まってるでしょ?海人が好きだからだよ チュ」
海人
なんで父さんまでっ……グスッグスッ
☆☆「だって今帰したら俺の海人取られちゃうでしょ?チュクチュ」
海人
んっ……やめてくださっ……グスッ…
海人
やだっ……グスッグスッ
海人
(☆☆を押す)
☆☆「痛った……」
海人
(逃げようとする)
☆☆「ギュ (海人の首にナイフをつける)」
海人
っ……グスッ
海人
ハァハァ……
☆☆「今逃げたら、海人の命も、家族の命も無いよ?」
海人
……グスッグスッ
ドサッ
海人
んぁっ……先輩っ……ハァハァ
☆☆「そうやって俺の事だけ考えてればいいんだよ」






次の日……
紫耀
おばあちゃん、上から音がしたの?
おばあちゃん「上からドンッドンッて音がしたんだよ、私怖くなっちゃってねぇ」
紫耀
じゃあ俺見てくるから、おばあちゃんはここで鍵閉めて待っててね?
おばあちゃん「お巡りさん、ごめんねぇ」
紫耀
全然大丈夫だよ、俺以外の人が来てもなるべく出ないでね




上の階……
ピーンポーン
?「はい」
紫耀
すみません、警察のものですけど、開けてもらってもいいでしょうか?
?「忙しいのでちょっと……」
紫耀
少しでいいので、お話聞かせていただいても……
ガチャ
紫耀
すみません
紫耀
(……これ、海人と父さんの靴じゃ……)
「あの……」
紫耀
あ、すみません、音がしたものですから、気を付けていただければと……
「音……うちからですか?」
紫耀
はい
「すみません、ありがとうございます」
紫耀
いえ
「では……」
紫耀
ガシッ ちょっともう1つよろしいでしょうか
紫耀
おひとりぐらしですか?
「え?まぁ……」
紫耀
靴、お好きなんですね
「あ……はい……」


ガシャン!
「っ……ちょっとすみません」
海人
助けてっ……!グスッ
紫耀
海人!
☆☆「(ナイフを紫耀の方に向ける)」
☆☆「それ以上こっちに近づいたら全員殺す……!」
海人
っ……紫耀にぃっ……グスッ
紫耀
ナイフを捨てろ
☆☆「うぁぁぁぁぁぁ!」
紫耀
シュ ボコッ


カランカラン
紫耀
(ナイフをける)



数分後……
ピーポーピーポー
紫耀
海人、今外すからな
海人
うんっ……グスッグスッ
紫耀
父さんは?どこにいるか分かる?
海人
分かんないっ……けどこの家の中には多分……グスッ
紫耀
そっか、ありがとう
紫耀
外に玄樹とかいると思うから、先行っててくれる?
海人
コク
紫耀
父さ〜ん!居るなら返事して〜





優太
んん……
紫耀
父さん!今外すから
優太
紫耀……ギュ
紫耀
よかった……



外……
玄樹
海人…父さんよかった……グスッ
海人
グスッグスッ
勇太
なんであやまんの、バカ!
優太
バカって……
ハァ……グスッグスッ
優太
ギュ 大丈夫、大丈夫だから、ごめんな
そんなにアザもできてんのに大丈夫なわけないっ……グスッ
海人
シャワー入りたい……グスッ
玄樹、勇太、廉「……え?」
優太
(」・ω・(´ーωー)ヒソヒソ
玄樹、勇太、廉「は!?」
玄樹
誰だよ、そんなやつ、ボッコボコにしてやる‪💢💢💢💢‬
海人
玄樹にぃ!大丈夫だから
玄樹
大丈夫なわけないだろ!誰だよそいつ!
紫耀
え?玄樹……?どうした?
玄樹
だってあいつが海人に!
海人
玄樹にぃ!大丈夫なの!俺は!
玄樹
……(。・ˇ_ˇ・。)
紫耀
……少しだけ、何があったか教えて欲しいんだけど……いいかな?





続く……

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