「 好 き 。」
そう言って?
私にだけ。
ひとつ屋根の下。
一緒に生活をしていれば慣れるもんだ。
彼から最近愛してもらってない。
言葉も、キスも、夜も、、、。
ソファーに座っている彼に
背を向ける。
知らない。
あ、喧嘩始まる。
ドサッ
私をソファーに押し倒し、
ずっと目を見てくる
かわいいキスから
深いキス
そして彼のモノが入ってきて
彼で満たされるまでの30分。
私たちは果てる。
チュッ。
キスをすると
彼は私に顔を向けないまま
そういうんだ。
ベッドの中。
彼の顔を覗くと、
パチリ。
彼もこちらを見た。
やっと聞けた。
彼からの言葉。
彼は微笑んで
目がきれい。
だめだ。
彼から離れられない
私も、、、
好きだよ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。