それはおとといから。
37.8の熱。
体がだるい。
どんどん上がる体温。
体温計がなくても分かる。
20分くらいして
帰ってきた。
私の額に手をあてて
確認する。
お粥には
鮭と梅干しが
小さく刻まれて入っている。
食べさせてくれた。
着ているTシャツは
汗で濡れている。
ボウルにぬるま湯が
入っていて欲しかった。
Tシャツの中に手を入れて
タオルで拭いてくれたが
もう一度戻って
今度はきちんとぬるま湯だった。
私の腕を手にとり、
優しく拭いてくれた。
目を開けると
随分時間が経っていた。
日付は変わって
朝10:00
彼も私の目の前で
まだぐっすり眠っている
体調は全然いい。
昨日のお粥が効いたのかな。
喉が渇いてリビングに行くと
ちょっと雑だけど畳まれた洗濯物と
キッチンには洗われた食器が。
冷蔵庫には
プリンと
ゼリーと
アイスがいっぱい。
カーテンは開けっぱなし。
彼の寝顔が見たくて
ベッドに戻り
彼を起こした。
私がうつしたんだ。きっとそう。
お粥を作ってあげよう。
来週デートに行くために
早く治してもらわないと。
大好きだよ。
彼の熱はちゃんと
デートの日までには治りました。
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おんま〜!( * ॑˘ ॑* ) ⁾⁾
りりりリクエスト!
ありがとごじゃります٩(ˊᗜˋ*)و
満足なかったらみあねよ( ˊᵕˋ ;)💦
またコメントもリクエストも待ってる\( ⍢ )/
ちょんより( ¨̮ )
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。