ゲームなんか頭に入らなかった
背を向けてテーブルに座って
パソコンを開いている彼女の所に行った
さっきと全く同じ会話。
あなたって、
こんな気持ちだったんだな。
ごめん。
自分勝手で。
絶対嘘だ。
嘘つくなよ。
ばっちり合っていた目が
パソコンの方に向いた。
彼女の顎をもって
自分の方に向かせて
今日のところは、、、、
彼女に、、、
負けた。
笑顔になって
俺の頭を撫でる彼女が
かわいくてしかたない。
あぁ、腹が立つ。
かわいくて。
やっぱり腹が立つ。
そんな顔で笑うな。
かわいすぎるんだよ、、。
かかってこい。
離れられないようにしてやる。
慌てる彼女が
またかわいすぎてㅎㅎ
目を閉じて、
少し口を尖らせ、
彼女のキスを待った。
普通のキスも
深いキスも
首筋にも
全部彼女が感じるまでしてやった。
そう言うと、
彼女は
そのままソファーに連れていき
昼間に激しくしてやった。
ボソッと隣に転ぶ彼女が言った
裸の彼女を近くに引き寄せた
彼女は笑顔で
キスをしてくれた。
「離れられなくなる」くらい
大事にしよう。
そう思った。
end..
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。