今日は仕事が早く終わった。
あなたに会いたくて
すぐ準備して帰った。
なにも返事がない。
買い物にでも行ったのかな
いつも寝ている彼女と違う
気持ちよさそうに寝ているけど
違う意味の 気持ちよさそう。
寝言が
寝言じゃないみたい
寝ている彼女にキスをした。
そしたら、食いつくように
自分よりも深いキスをしてきた。
彼女がとてもかわいくて、
寝ているけど服を脱がせた。
だって、寝ながら喘いでる彼女みて
我慢できるわけないでしょ?
夢の中は他の男かもしれないじゃん
夢の中の相手は自分か他人か
わからない嫉妬と彼女のかわいさで
すぐに入れてやった。
自分のために
激しく動いた
彼女の目がゆっくりと開いた。
彼女はお互いの身体を見て
とろんとした目が、驚いた表情に。
キスをひとつ。
そしたら、少し微笑んで
ずっと果てるまで
めちゃくちゃにしてやった
ちょっと恥ずかしそうな顔。
なんで?
少し嬉しそうに話す彼女が
愛おしくなって、自分に抱き寄せた
こんな彼女もったいない。
出会っててよかった
きょとんとした顔で
凄いこと言う
彼女は笑顔で
僕の胸に顔をうずめた。
あぁ、明日仕事サボろうかな。
上司に
「彼女が恋しがるんで、お先に失礼します」
って言えたら、とっくに言ってるけど。
言えないけど。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!