第9話

ウジ×you
23,327
2019/03/12 16:57


彼の仕事場は家。

1人部屋にこもって、ずっとデスクワーク。


最近は忙しいからか、全然部屋から出てこない


何をしてるのかもわからないㅋㅋ


ひとつ屋根の下、
生活リズムは違う。


私はただ、寂しかった
お話ししたいし、かまってほしい


でも、彼の性格上
かまってくれたり、イチャイチャしたりはしてくれない。






彼の仕事にひと段落ついたそうだ
ウジ
ウジ
(おわった〜)
テーブルでコーヒーを飲んでいる


私は後ろから、彼の髪の毛をわしゃわしゃした
ウジ
ウジ
ん、なに?
you
you
お仕事終わったの?
ウジ
ウジ
ひとまずね
終わっただけ
you
you
そっか…
私は洗濯物をたたんでいたから
定位置に戻った。

座って黙々とたたんでいると、
急に後ろから、ぬくもりを感じた。






彼が後ろから抱きついていた
you
you
ん?どうしたの?
ウジ
ウジ
ちょっとつかれた..
ウジ
ウジ
あなたと一緒にいれなかったし、
充電させて



気持ちいいぬくもり。
これが安心感ってゆうのかな、


彼の呼吸が伝わってきて、
ドキドキしている自分がいる。



だって普段こんなに近い距離なことはないから

よっぽどのこどかない限り。。
you
you
疲れてるんだったら
ベット行って寝なよ〜
ウジ
ウジ
いやだ
静かにしてて、
これが気持ちいいの
ああ、幸せ者だ。



私は彼の方を向いて、
優しく押し倒し、少し強く抱きしめた。
ウジ
ウジ
なに?
こんなときでも
何も感じない彼は、
彼らしい性格だ。
you
you
仕事中、頑張ってって思ってたけど、
ちょっと寂しかったんだよ?
ウジ
ウジ
知ってる。
えっ?
ウジ
ウジ
同じ気持ちだった
声のトーンも変わらないし、
照れもしない彼の表情。
でも、嬉しい。ただただ嬉しい。
you
you
好きだよ
んーとね、
you
you
だいすき
ウジ
ウジ
うるさい。
ウジ
ウジ
それも知ってるから













どうか、今の彼女の言葉が真実で











照れていることがバレませんように。

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