学校へ向かう道今日は近道しようと思い
あまり知らない道を選んだ
けど、今絶賛迷い中!!!
『どうしよう(;´Д`)』
??「あなた?大丈夫」
『佐久間先生。』
車に乗った佐久間先生が声をかけてくれた。
佐久間「あなたこんなところでどうしたの?」
『ちょっといろいろとあって…』
佐久間「まーいっか、乗って乗って」
『大丈夫ですよ。自分でいけます』
佐久間「じゃあこの状況で目黒先生だったら乗るの?」
『乗りません。』
佐久間「嘘。この前目黒の車にあなたのストラップ落ちてた」
佐久間先生が出したのは、
私がお兄ちゃんに作ってもらったもの
間違えなく私のだ
『なんであなたのが』
佐久間「ヤバいこんな話してたら、時間が!」
『本当だ。じゃあ先生先いってください。』
佐久間「だからさ、俺あなたが怒られる姿
見たくない。から乗ってお願い。」
『はい……。じゃあお願いします。』
車に乗っけていただいて
話も盛り上がったところで
学校に着いた。
『佐久間先生。ありがとうございました。』
佐久間「いいのいいの。楽しかった(≧∇≦)」
『私もです。佐久間先生先ってこんな感じだっけみたいな』
佐久間「そう?あっそうだ。俺の事さっくんって呼んで」
『この前生徒にあだ名で呼ぶなって』
佐久間「あなたは別。ほかの人と違うんだよ。」
『違う?でも了解しました。さっくん』
佐久間『(///_///)あなたずるい』
『えっ……そんなことない』
佐久間「なんかあったらなんでも言って」
『さっくん何から何までありがとう。』
佐久間「あなたいつになったら気づいてくれる(ボソッ」
『なんか言いました。』
佐久間「ううん大丈夫。じゃあ言ってらっしゃい」
『はい。行ってきます。またね』
佐久間先生。
あなたにドキッとした私は
あなたにどんな
魔法をかけられてしまったんでしょうか
けど、
この感覚は
阿部先生。目黒先生達にも
あるんだ__________。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。