向井side
俺はパジャマの撮影だと聞かされていた。
だからあなたを呼んだ。
そしてベットの撮影の時俺はお偉いさんに呼び出された。
帰ってきたら、あなたがあんな感じで……
俺は申し訳なくてなんてあったらいいか……
俺は佐々木先輩と約2時間ほど話し合った。
あなたとめめには先に帰ってもらって
佐々木「なんか文句あんの?高校生だからなに?」
『だからなんで俺に許可を取らずに撮影したんだよ』
佐々木「別にいいでしょあんくらいなら……」
『ふざけんなよ』
俺は佐々木さんを殴った。
『今日で辞めさせてもらいます。これまでありがとうございました。』
俺は現場を後にした。
家に帰るとあなたがご飯を並べて待っていた。
あなた「おかえり。座って食べていいよ」
『ただいま』
椅子に座って食べ始めた。
『あなたほんまごめん。俺知らなかったんよ』
あなた「お兄ちゃん私は大丈夫」
俺は涙が出てきた。
『ほんまごめん。』
あなた「泣かんくていいよ。知らなかったならしょうがないって」
『ごめん……』
『俺仕事やめてきた。』
あなた「えっ……」
あなたの手が止まった。
俺もお箸を置いて話し始めた。
『あんなことさせる会社俺たいきれられない。だから昔から誘われてた所で働こうと思う』
あなた「お兄ちゃんがしたい事をしていいよ。私はついてくから」
『ありがとう……』
俺はあなたを抱きしめた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。