第23話

お兄ちゃんとお出かけ

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2020/10/15 14:50






『お兄ちゃん。早く行こうよ』












向井「ちょっと待ってな｡カメラが」













お兄ちゃんはカメラを探しています。











向井「あった｡じゃあ行こっか」










手を差し伸べられて私は手を取る












『うん。ドライブ行きたい』













向井「いいよ。海行こう」













『うん。じゃあレッツゴー』




























車を走らせて1時間






海に着きました。














『お兄ちゃん。すっごいよ』













向井「ほんますっごいゴイゴイゴイゴイスー」













『アッははお兄ちゃん最高』











向井「ちょっと待ってあれ目黒じゃない？」












『ガチで目黒先生だ｡目黒先せI』









呼ぼうとした瞬間目黒先生の隣に








綺麗な女の方いた。









彼女かな？






向井「あなたあっち行こっか｡邪魔する訳には行かないし」












『そうだね｡カフェ行きたい｡』


















カフェに着いた。



ハワイアンな漢字でかわいい内装










向井「なんでもいいで｡好きに頼んで」













『お兄ちゃんいいの？』












向井「いいよ。パンケーキ食べる？」












『うん。』








美味しい物をたくさん食べて大満足














けど……



    目黒先生と女の方の関係が知りたい。


       モヤモヤして落ち着かない。









向井「おーいあなた話聞いてる？」












『ごめん｡』













向井「なぁあなた最後に行きたい場所あるんやけど」











『行こうよ。お兄ちゃんの行きたい場所』











お兄ちゃんが向かった場所は





お母さんとお父さんが好きだった公園｡


                                 懐かしいなぁ







向井「お父さんがお母さんに告白した場所なんだよ」















『そうなんだ｡寂しい』
















お兄ちゃんはそっと手を握って私を見る｡




向井「俺がおるから｡大丈夫やで寂しい思い無くしたる」











『お兄ちゃん。ごめんお兄ちゃんも寂しい思いしてるのに』










向井「あなたが笑顔ならいいんやで！」











『お兄ちゃん。大好きだよ。』












向井「俺もやで」





お兄ちゃんにはずっと笑顔でいて欲しい。












いつか私もお兄ちゃんを笑顔にさせる。

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第24話皆さんに報告＆相談

あぼ

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。