始まった。一問一答みたいなやつ
なんか嫌な予感がする。
阿部「じゃあ誰から?」
佐久間「俺行く。」
順番は佐久間先生阿部先生目黒先生私だ。
阿部「じゃあいくよ」
阿部「ズバリあなたが求める恋人の条件は?」
佐久間「条件……特にないけど俺の事好きだといいな」、
だったら学校に沢山いるじゃん。
目黒「じゃあなんで阿部くんと仲がいいんですか?」
佐久間「それは高校が同じだからだよね。阿部ちゃん」
阿部「うん。そうだね」
佐久間先生目黒先生阿部先生が終わって、私の番
知らない事も多くてもっと知りたいと思った。
阿部「じゃあなんでこの高校にしたの?」
『えっと…家から近くて学力が1番高かったから 』
佐久間「こーじと最近した事は?」
『映画を見に行きました。』
目黒「じゃあ俺たちの中で一番好きなタイプは?」
私の口が止まる。
先生達の中で好きなタイプって……
目黒「誰なの?俺みたいなsキャラか阿部くんみたいなあざとい系」
阿部「あざとくないもん」
目黒「あざといよ。それか佐久間くんみたいなポジティブか?さぁどれ?」
皆さんいい所はある。
タイプだと決められない。
『好きなタイプだと阿部先生です…… 』
阿部「マジであなた大好き~」
私に抱きつく阿部先生。
それを離す目黒先生。
佐久間「なんで……?」
『なんとなくです』
その後はただ喋って先生達は帰りました。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!