撮影している目黒先生に見とれていると
スタッフさんから指示が出た。
お兄ちゃんが撮影する訳ではなく
違う女の人だった。
その方は佐々木さんというらしい。
佐々木「あなたさんここに寝てくれる?」
『はい!』
私は目黒先生の隣に寝た。
目黒先生に腕枕されたの状態で
写真を撮られて行った。
佐々木さんは指示が細かい。
佐々木「目黒くん。もっとあなたさんを抱いて」
目黒先生は抱きしめる力を強めた。
佐々木「そうそういいよーいい感じ」
その後そのまま少し休憩があった。
そしてすぐ始まった。
佐々木「じゃあ目黒くんあなたちゃんのチャック少しずつ開けよっか」
えっ開けるの!下着だよ。
目黒「でもしたって」
佐々木「いいから早くゆっくり」
目黒「はい……」
目黒先生はゆっくりチャックを開け始めた。
佐々木「いいよーまじでいいあなたちゃん足伸ばして、うん完璧」
恥ずい気持ちを耐えてなんとか終えた。
お兄ちゃんが戻ってきたと思ったら
驚いた顔をしていた。
向井「あなたなんでほらチャック閉めて」
お兄ちゃんは私のチャックを閉めた。
向井「佐々木さんどうゆう事なんですか?」
佐々木「撮影しただけだけど」
向井「撮影ってあなたはまだ高校生ですよ。なに」
佐々木「向井くん高校生だから何。関係ないんだけど…」
お兄ちゃんはその後も佐々木さんと揉めていた。
その時目黒先生が優しく抱きしめてくれた。
目黒「あなたごめん。嫌だったよね。よく頑張った。着替え行こ」
着替えておわって目黒先生とお兄ちゃんをまって
家に帰る事にした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。