起きると、体が重い。ちょい頭が痛い。
ってまってなんで目黒先生いるの!?!?
あれお兄ちゃんは???
っあ仕事か。
目黒「あっあなたおはよう。なんか食べれる?」
寝起きの目黒先生にかわいいなと思った。
いつも気にして喋っているけど、頭が回らない。
『うん。食べれる。』
目黒「了解。よかったちょっと待ってて」
目黒先生は部屋から出て
ちょっとしてからうどんを持ってきてくれた。
しらすがのってておろし大根たっぷり!
料理もできるんだなぁと思う。
目黒「ふぅふぅはいあーン」
『大丈夫です。食べれます。』
目黒「いいの。甘えれば、大変でしょ」
『まーはい……』
目黒「ほらやっぱり。いいからいいからあーン」
『パク))美味しいです……』
目黒「よかった。頑張って」
目黒先生の指には何ヶ所も絆創膏が貼ってある。
私のために怪我してまでしなくても。
なんで生徒なだけなのに優しいのか知りたいけど
聞いちゃいけないのだろう。
目黒「全部食べれたね。よかった」
『美味しかった。』
目黒「薬飲んで今日は寝な。こーじには連絡したから。」
『ありがとうございます。』
私はベットに入ってすぐ眠りについた。
私が寝た後に目黒先生が言った言葉が
知りたい真相だったのかもしれない。。。
目黒「あなたおやすみずっと好きだよ。」
私は知らずに眠りについた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。