第10話

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2025/05/16 11:17 更新
(なまえ)
あなた
ねえウナク時間やばいよ。
Woonhak
Woonhak
え!!!!ぇ!
Woonhak
Woonhak
兄さんたちー声掛けてくれても良かったのに!!!
Woonhak
Woonhak
はー、
Woonhak
Woonhak
走りますよ!!
(なまえ)
あなた
(なまえ)
あなた
ちょっと
私の手を取り弁当箱を後に走っていく後輩。


















正直いってとても可愛い。


















でもこんな可愛くて純粋な優しい子が私に本気になった時にはとても傷つくだろうし、早めに突き放さなければならない。















今まで出会ってきた男性で上位に入るいい子だ。下心もなく純粋に懐いてくれてる後輩、ウナクくんのために本気になるのも、させるのもいけない。
















 ︎︎
え!付き合ってんのかな!
 ︎︎
2人とも見た事ないんだけど!
 ︎︎
転校生?
 ︎︎
どっちか一年じゃね












Woonhak
Woonhak
ね、カップルみたいって
(なまえ)
あなた
うれしいね






カップル。



















私が何度も聞いて、何度邪魔に思った言葉だろうか。
(なまえ)
あなた
ね、私の事教室まで送ってる場合じゃないでしょウナク!急いで帰って!!行って!








俺のためを思ってか笑いながら手で払っていく身振りをする可愛い先輩。












別に遅れてもいいから君と一緒にいたいんだよな。














2人で走った廊下も周りから聞こえる野次も、屋上に置いてきた弁当箱と一緒に忘れられてしまうのだろうか。












俺にはわかる。先輩が他とは違うこと。








良くも悪くも掴めない。









なんでか分かってしまう。きっと俺のものにはならない。










だって入学して2日で君のとなりを歩く人は男ばっか。










なのに何故君に惹かれてしまうのだろう。
























































君のことだからきっと尖った上唇を更に尖らせ待っているだろう。














(なまえ)
あなた
テサーンくん
Dongmin
Dongmin
おそくね
(なまえ)
あなた
なんかゆっくり食べてたらあっという間だった
Dongmin
Dongmin
後輩?
(なまえ)
あなた
うん
Dongmin
Dongmin
来たばっかなのに凄いね
(なまえ)
あなた
向こうが話しやすくて
Dongmin
Dongmin
ふーん。
Dongmin
Dongmin
おれは?
(なまえ)
あなた
話しやすいよ?だから今いちばん話してる相手なんだよ
Dongmin
Dongmin
は、なにそれ
照れてぷいっと背を向けた彼。タイプじゃないと行っていたけれどどんどん可愛く見えてきて仕方ない。


















HRが終わり時計の針は16:00を指している。













Donghyun
Donghyun
あなたちゃん、行こう。
(なまえ)
あなた
あ!イハンくん、行こうとしたのに。
Donghyun
Donghyun
俺のクラスの方が早く終わったからさ。
(なまえ)
あなた
ふふ、よかった。いこうか






















Dongmin
Dongmin
あ、そうじゃん。今日俺一人だ。
あの二人どこ行くんだろう。








いつも二人で歩いていたはずの帰路はあいつからの「今日予定ある」の一言で一人で歩いているし、勇気を出して差し出した俺の放課後も呆気なく彼女からの「先約が、」で俺の元へと戻ってきた。




















そしてさっきだって君の昼休みは入ってきたばっかの後輩のものになって、手を引きながら廊下を走ってきたし。女の友達はいない訳?











なんでそんな人気なの?












俺だけが見つけたつもりの君をこのまま逃したくないんだけど。











一人で歩くホーム、しきりに君のことを思い出してるんだけど。

















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