第29話
BAD BOY【Red Velvet】
その男の子は誰……?
いつも私は人の事なんて興味を持たなかった。
でも今の私は頭がおかしくなってしまったのだろうか__
だってあんなに数が多い場所から
あんなに多い人の中から君が目に留まったから__
君は隣にいるうさぎ顔の子とつるんでいて、無邪気に笑っている__
私はその表情がとても好き。
その無邪気な笑顔がわたしの好奇心を刺激するの___
私は着てる服にはこだわっているようでこだわっていないような…そんな感じだから上手く伝えられないㅋㅋ
うん。この関心のないような話し方。私は好きよ___
実は私_
昔あなたにあっているわ__
あなたは覚えていないだろうけど私のことを初めて笑わせてくれたのはあなたなのよ___
そう思い出にひたっていると彼と目が合った__
私の視線_
君も感じてみて…?
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私…聞いてしまったわ…
そうときたら
1度賭けをしてみようか……
私はあなたの前でわざと転んでみた。
ドサッ
……え?
するとテヒョンは私の腕を引っ張って保健室まで連れてきて手当てをしてくれた。
そしてよってきた時……
チュッ
そういうとテヒョンは私に顔を近づけた……
答えは決まったいたのかしら……
そして私の唇にそっと重ねた。
この駆け引きは私の勝ち___
あなたは私に惑わされたように付いてきて___
きっといつまでも付いてきてくれるわ___
❦ℯꫛᎴ❧