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第15話

Butterfly【BTS】
グク
あ!あなた!
あなた

あ、おはよ!

いつも君は何かに怯えているかのように僕に笑いかける








僕はいつになったら君の本当の笑顔を見ることが出来るのだろうか__








でも、それは絶対に








叶わない願いだった_

グク
ねぇあなた!笑ってー!
あなた

……ごめん。








今日は笑えないかも……





この日のあなたはいつもと違う気がした__
あなた

ねぇグク…









実は私ね…









高校卒業したら








結婚…するんだ…





グク
…え?そ、そうなんだぁ…が、頑張れよ!
この時の俺は動揺しまくりだった……









だって俺は








君のことが好きだから。








テテ
おーい。あなたー!
あなた

あ、テヒョンさん

この人かな…結婚相手…
あなた

あ、グク!紹介するね!この人が私の結婚相手…!

テテ
どうも(*・ω・)*_ _)ペコリ
相手は軽く会釈して僕の目をみて
テテ
いつもあなたがお世話になっていますニコッ
あぁ…これは現実なんだ…








初めて君が言ったことが理解できた








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから数年後
あなたから電話がかかってきたから出てみると
あなた

もしもし!私、あなただよ!明日のね…結婚式のことなんだけどグクにお祝いの言葉のスピーチしてほしくて…

マジかよ…俺が?









多分きっとスピーチ中泣いてしまう……








それは感動の涙じゃない








きっと後悔の涙…








君ともっとはやくであっておけばよかった…









多分そういう気持ちが入り混じって途中で泣いてしまうだろう…







だけどこれが君との最後の言葉の交わし合いだから…





グク
うん!いいよ!任せとけー!
あなた

ふふっㅋㅋやっぱりグクはかわらないやㅋㅋありがとう!んじゃあ明日ね!

ん?今笑った…?









これが電話越しじゃ無かったら君の笑顔が見えたのに……








そう思っているとすぐに"その日”はきた。








スピーチをする時間になった_
グク
このたびはご結婚おめでとうございます!
あなたは高校から仲良くなって、いつも面白くてみんなから好かれている存在でした…!
そんな所にきっと彼も惹かれたのでしょうㅋㅋ
そして、いつも笑顔でいてくれたあなたにはいつも助けられていました!本当にありがとうございました(*・ω・)*_ _)ペコリ
最後に…!これからも、その笑顔で二人の最高の家庭を築いていけますよう願って降ります…。
あなた

ありがとう…グク…グスッ

テテ
もうㅋㅋ泣くなよーㅋㅋせっかくのメイクがぐちゃぐちゃになるだろ?ㅋㅋ
あなた

ごめん…テテ…

呼び方もすっかりテヒョンさんからテテに変わっていたあなたは人格も変わったように笑うことができるようになっていた__
なんかそう思ってくるとまた涙が溢れ出てきてこんな顔みんなの前で見せたくないと思い、ロビーで休息をとっていると…
あなた

グクー!

走ってくるあなたが見える…










これは現実か?







まるで君はドレスをまとった蝶のように美しくこれが現実にいる人間なのか?と、目を疑うくらいだった…。






あなた

今日のスピーチ、すっごくよかったよ!ありがとう!

グク
それはよかった!それじゃあひとつだけ僕の最後のお願い聞いてくれる?
あなた

いいよ!なになにー?ㅋㅋ

グク
今は何も考えないで…あなたの精一杯の笑顔がみたい…!
そういうとあなたは今までに見たことないくらいの笑顔を見せてくれた…









よかった…








これで終わり…か…









そう思うと時間を止めたいという衝動にかられた





この笑顔が一瞬の出来事になりそうで…








君の笑顔を一瞬にして失いそうで…









こわくなった…









まるで蝶のように繊細で美しい君に








最後の言葉を__





グク
結婚、おめでとう_