第8話
BBoom BBoоm
私の中できらめいている君___
でも、君はという人は
勝手に私の心を掴んだり放したりする__
勝手にね_
今日はそんな君とのデートの日。
この人が私の彼氏。
君は無邪気な笑顔で私のことを呼んでいる。
今私の目には
君の肩、膝、足_
一つ一つのパーツがうつる
私はあなたの姿を見つめるだけで息がぐっと詰まりそうになるんだ__
そういうと君は私の手をとって歩き始める_
君の魅力にまた私の精神が大変なことになりそうでこわい_
しかも、君はいつも私の考えたこともないようなことをする時もある_
今手を繋がれてることにも実は驚いていたりする_
また君っていう人は…
私はいつもそんな言葉恥ずかしくて言えないのに…
ねぇグク…
グクはどんなことばが必要なの…?
はぁ…息がきゅっと詰まりそうだよ…
君の目は大きくて私のことを何度も見て…もう私しか見てないくらい__
でも、そんな君の少し困った所は私の心を何度も掴んだり放したりすること__
でもきっと君のことをもっと好きにさせてみせるから__
ねぇ、グク私の眼差しを感じて……
そして私にもっと夢中になって__
そんなこんなでカフェからは出て、次は遊園地へ__
……え?今見てるのって夢…?そんな訳ないはず
なんかグクが生き生きしてみえた…
あの子からは魅力をたくさん感じるのにこんな私がグクの隣にいていいのかな…
でも私はグクの隣にずっといたいって気持ちがあるんだ__
グク…見ててね…?
チュッ
ほら、また君はそうやって私の心を容赦なく掴んでくる…
プルルル(スマホの着信音)
テテからだ…
チュッ
もぅ…これは私が夢中になるわけだよ…
しかも、今日初めて嫉妬してくれた気が…
グク…もっと好きになってよ…
私はあなたの事で夢中…
きっとこれからも
私の頭からつま先まで
君のことでいっぱいだろぅ___
❦ℯꫛᎴ❧