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第50話

some【BOL4】


私はうまく表情を表すのが下手くそで、いつもひとりでいた。





でも、いつからかそれは1人の空間ではなく“2人“になっていってた。






隣の席にいる彼は



《お前、笑ったりとか……なんかしてみろよ。》



そういつも口癖みたいにいってくる。





そして、私もいつもの口癖のように




『表情がヘタなのもいけないことですか?』




こう言う。















私は本当はこんな性格なわけではない。




ただ、顔に気持ちを出すのが下手なだけ。



それだけで冷たい女扱いされる。




本当はきっとほかの人と変わらないくらい







“あったかい女“なのに___









実は私でも好きな人はいて、その人はゆんぎ裙。





すごく私と似ている気がしたから、、






私は正直に「好き」と言いたいのに……





でも言えないから本当はこんな気持ち……






“消えてよ“……






でも、やっぱりそんなことできなくて消えて欲しいのに自分の本心が消えないでって静かに願っているから、





私は彼に会う度に何度も思う。



あなたの気持ちを見せてほしい。



でも、見せないでほしい。




この2つの思いが同時に波みたいにくる。





一日中私の頭の中にはあの日1度だけみたあなたの微笑みばかりがちらついて授業もままならない。







そんな時だ。





ゆんぎ裙がいきなり私の席の前にきて、1枚のメモを残していった。





見てみると、しっかりした字で





“1度ゆっくりと話してみたい“






………これは夢だろうか、







ゆんぎ裙の顔をすこし見てみる。





するとちょうど目が合った。





ゆんぎ裙はすこし頬を赤らめてからゆっくりと目をそらした。




なにそれ……










また夢中になっちゃうじゃん












それから、数日経ったけれどゆんぎ裙との距離感は前と変わらずだった。



あのメモはいったい……?



そう思ったけれどそれもつかの間で




🐭「今日あいてる?」




そう彼から話しかけられた。





私はびっくりして音声で




『はい!!』





🐭「ははっ、声デカすぎかよㅎㅎ」




ねぇ、これから私あなたといい雰囲気になれますか……?





いいえ、なってみせるわ。




それから私、毎日あなたに電話だってかけるつもりだよ。






今、ゆんぎ裙の隣を歩いてるなんて夢にすぎなかったのに……





着いた場所はおしゃれなカフェだった。




🐭「これ、食べれる?」




そう言って指さしていたものの中には小麦粉が入ってるやつだったから



『ごめんなさい、これは食べれないかも……』




そう言うと今度は違うのを指さして



🐭「んじゃこれは?」



『うん!!食べれる!』




🐭「お、おう…///」



頼んだものが運ばれてきた時いきなりゆんぎ裙の顔がキラキラとかがやいた。




本当に甘い笑顔だった。






愛ってやっぱりこういう風に生まれるものじゃないのかな、、?



もしかしたら私の心の半分をあなたに託してみるわ。





『あ、あのさ…いきなりなんだけどさ…』




🐭「ん?」




こんな時振られたとしても私はもう一度きっとあなたに好きっていうから






『すきなの』








❦ℯꫛᎴ❧