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第6話

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2021/11/14 15:09


ビビィッッ



突然俺の端末が鳴った
zm
ぁ"ッ!?
syp
!!
ずっと大音量でなり続けるのであわあわと端末を手にし、端末を見た瞬間俺らは固まった。



<グルッペンが捕まりました>


<直ちに助けに行ってください>



zm
は…
syp
え…グルッペンさん


しばらく2人とも無言になり助けるか考えていたが、仲間を見捨てる訳には行かず、助けることにした。
zm
行くか。
syp
ですね。   



端末の情報によると体育館に檻があるらしい。鬼にタッチされると瞬間移動でその檻に入れられ、脱出には逃亡側が外から檻のスイッチを押し、それから出られると書いてあった。
こんな事なら最初から端末見ればよかったと後悔




ー体育館ー



体育館についた俺は鬼が居ないか確認してから檻に近づいた。
zm
クリアクリアッ
syp
俺はここから見張ってます
zm
おん、任せた



そう言った俺は床に着いていたボタンをポチッと押し檻が開いた。グルッペンはホッとした顔で出てきた。
gr
済まないな
zm
ええんやで!お互い助け合おうや

そう安心していると誰かが来る足音がしたので素早く逃げるように中庭へ逃げた。

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