あなた『あれ、及川どこ行った?』
矢巾「烏野を見送ってくるって言ってましたよ」
あなた『は?ちょ、回収に行ってくる』
国見「あなたさん」
あなた『ん?』
国見「ボールです」
あなた『ありがと』
国見「いえ」
in門
及川「公式戦でこのくそ可愛い後輩を正々堂々叩き潰したいんだからさ」
あなた『何言ってんの?』
及川「あ、あなた!ちょっとこっち来てよ」
あなた『は?なni』
ギュッ
あなた『ちょ、なに、まって、は・な・れ・ろ!』
及川「飛雄から勝利もあなたも貰うんだから!」
あなた『急募人権』
飛雄「離してください」
及川「嫌だね!」
あなた『あのさ、マジでどんな状況?及川迎えに来たらなんで身長180越えⅹ2にサンドされてんの?』
及川「ふん!飛雄ちゃんがさっさと手を離せばいいんだよ!」
あなた『及川って本当に高3?私と同い年?』
及川「同じ高3!あなたと同い年!」
あなた『あと、この状況は誰よりも烏野が被害者ね』
及川「さぁ早く手を離しな!飛雄!」
飛雄「嫌です!及川さんが早く離れてください!」
あなた『あー、、、岩ちゅんヘルプミィィィィィィィィ』
岩泉「呼んだか」
あなた『はっや』
岩泉「矢巾がお前らが門に行ったって言うから迷惑かけてねぇかと思ったから来てるとこだったんだよ」
あなた『現在進行形で及川が迷惑かけてる』
岩泉「それ以前にくそ川も影山もあなたと烏野に迷惑かけてるからな?」
あなた『そうなんだって』
及川「飛雄ちゃんが手離したら解決するけど!?」
飛雄「及川さんが離したらいいじゃないですか」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!