第62話

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2021/04/19 10:00




溝口｢起きてる奴は寝てる奴起こして降りてけ〜｣

あなた『英〜、着いたよ〜』

国見｢･･･ん、｣

あなた『岩ちゅんは寝てなくてよかったの？』

岩泉｢今日はそこまで疲れてねぇからな｣

あなた『流石だね』

岩泉｢･･･ずっと思ってたんだけどよ｣

あなた『？』

岩泉｢なんで同学年は苗字かニックネームなのに年下は名前呼びなんだ？｣

あなた『………え、考えたことなかった』

国見｢名前呼びは年下の特権です｣

あなた『あ、おはよ』

国見｢おはようございます｣

松川｢確かに岩泉の言う通りだな｣

花巻｢年下だけずるいぞ！｣

及川｢国見ちゃんの言う通り年下の特権に近いよ！｣

あなた『でも今更名前呼びも違和感あるよね』

及川｢試しに呼んでみてよ｣

国見｢駄目です。年下の特権なので諦めてください｣

及川｢不平等！特権とかずるい！｣

国見｢同学年なだけいいじゃないですか｣

及川｢なら年下の特権とかなくてよくない？｣

国見｢良くないです｣

あなた『名前呼び、、、名前呼びねぇ…』

国見｢直さなくて大丈夫ですよ｣

松川｢とりあえず呼んでよ｣

花巻｢１回くらいいいだろ〜？｣

国見｢･･･１回だけなら｣

及川｢国見ちゃんはどのポジションなんだ｣

あなた『･･･徹、一、貴大、一静、ってこと？』

｢｢｢｢ｯ、｣｣｣｣

あなた『え、どうかした』

及川｢待って思ったよりやばい｣

花巻｢瀕死｣

松川｢1,2年凄いね｣

国見｢慣れですね｣

及川｢上目遣いからの名前呼びって……あ、岩ちゃんには関係ないか｣

岩泉｢あ"？｣

あなた『徹、一、貴大、一静。慣れてはないけどニックネームより名前の方が呼びやすいかも』

花巻｢不意は酷い…………｣

国見(こんな3年見たことない。おもしろ)

及川｢言う時は言うって言って…｣

あなた『宣言してから名前言うことないでしょ』

及川｢そうだけどそうじゃない｣

あなた『反応面白いな、これ』

及川｢シンプルに楽しんでない？！｣

あなた『楽しいよ、徹』

花巻｢お、及川ｧｧｧｧｧ！！！｣

松川｢浅いがちゃんと呼吸はしてるな…｣

あなた『いつも通りのことだから大丈夫でしょ。そこまで貴大も一静も心配しなくてもいいんじゃない？』

国見｢1つから3つに屍が増えた｣

岩泉｢おい、これからミーティングだぞ｣

あなた『すげぇ、流石一だわ』

国見｢あ、止まった｣

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第63話 62

琉祐ｻﾏ😇🥀低浮上

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。