第42話

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2019/10/12 11:03
登坂広臣 side
川村壱馬
川村壱馬
臣さん!お話があります
登坂広臣
登坂広臣
急に改まってどうした?
川村壱馬
川村壱馬
臣さんなら知ってるんじゃないですか?
あなたの居場所
登坂広臣
登坂広臣
知ってるよ
川村壱馬
川村壱馬
なら教えてください!
登坂広臣
登坂広臣
それは出来ない
川村壱馬
川村壱馬
なんでですか!
登坂広臣
登坂広臣
それはあなたに頼まれたから
川村壱馬
川村壱馬
でも!
登坂広臣
登坂広臣
ごめんな、壱馬
今のLDHの状態も知ってるよ
でも、こんなLDHにあなたを
いさせる訳にはいかない
もう二度と傷つけたくない
川村壱馬
川村壱馬
やっぱりアイツがなにかしたんですね?
登坂広臣
登坂広臣
ああ、それでも
あなたはアイツを責めなかった
むしろ自分から身を引いた
GENEを守るため他の奴らを守るために
川村壱馬
川村壱馬
そんな、、
登坂広臣
登坂広臣
おかしいよな?守られてる奴らが
気づかずに笑ってんだよ
俺の妹は傷つけられてんのにさ
川村壱馬
川村壱馬
臣さん
登坂広臣
登坂広臣
だから俺は今のLDHには
絶対あなたを戻させない
川村壱馬
川村壱馬
俺はアイツを辞めさせます
絶対に
登坂広臣
登坂広臣
壱馬
川村壱馬
川村壱馬
わかってます、でも俺にはあなたが
必要です
登坂広臣
登坂広臣
そのあなたがお前の幸せを望んでも?
川村壱馬
川村壱馬
はい、だって俺の幸せはあなたと
いることですから
だから俺がアイツを辞めさせて
あなたが戻ってこれるようになった時
迎えに行かせてください
登坂広臣
登坂広臣
わかった

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