あ、こたちゃん
下駄箱の所で、靴を履き替えている
こたちゃんを見かけて声をかけた。
おー。あなた達も今帰り?
そーそー。僕、先生に釘刺されてさー
ころちゃんが堂々と課題やって来ない宣言したからじゃん!
え、マジ?(笑)
そんなことしたの?
真似) 先生、あんまりです!学校で課題を片付けさせるのはわかるけど、クーラーなしって...!
....って、席立って大声で言ってた
始業式の後にクーラーなしで課題やるのか?辛すぎ(笑)
僕達の先生は鬼だから。
ころんがそうさせてるんじゃないですか
あ、あなた〜!
後ろから声がしたと思ったら、
お姉ちゃんに後ろから突撃された。
うっ...!
あなた大丈夫か〜?
あなた、まだ帰ってなかったんだね!
あ、うん
....あれ、俺、この世に存在してない...?
えっ、琥太郎何言ってるの?
成菜に気づかれないなーって思って
佐野〜
あれ、どうした?
ふと、琥太郎が男子に呼び止められた。
部活仲間らしく、明日に急遽決まった
ミーティングの話をしている。
あれ、琥太郎がいる
...ただ視界に映らなかっただけみたいだな
お前もう帰るん?
おー
じゃーまた明日な
じゃな〜
まだやることがあるようで、教室の方へ
向かっていったチームメイトを見送ったこたちゃんは、
こっちに向き直った。
琥太郎居たの、気付かなかった
認識されなかっただけか
ほら、帰ろう?俺たち歌練習しなきゃだし
バナナ食べたい
唐突だね...
そのまま、話しながら帰路につく。
あ、俺電車違うから、ここで
そうだったの?
じゃあまた明日な
おー
ばいばーい
駅で、こたちゃんとは別れた。
ただいまー
ただいま
おかえり〜
帰ってきたの一緒じゃん(笑)
まあまあ、早く着替えて歌いに行くよ
はいはーい
部屋に入って荷物を置いて、
着替えてお姉ちゃんと外に出る。
そして、隣の家のインターホンを押した。
...あれ?一緒に帰ってきたよね?
うん、そのはずだけど...
ピンポーン、と音が鳴っても、
家から誰かが出てくる気配はない。
もう一度押してみた。
直後に、お姉ちゃんのスマホがメッセージを受信する。
...あ、なーくんだ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっと待って!?
今ちょっと大変なことなってるから!
なんかあったの?
家が荒れてる
www
超特急で片付けてるから、終わったら迎えに行かせる
じゃあ家で待ってるw
ーーーーーーーーーーーーーーー
...だって。家で待ってよう
歌ってみたの練習しよ?
ハッピーシンセサイザ!
みんなの準備終了まで待つために、
お姉ちゃんと家に戻った。
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