第55話

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990
2020/06/06 02:02
里風 (なまえ)
里風 あなた
あ、こたちゃん
下駄箱の所で、靴を履き替えている


こたちゃんを見かけて声をかけた。
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
おー。あなた達も今帰り?
ころん
ころん
そーそー。僕、先生に釘刺されてさー
莉犬
莉犬
ころちゃんが堂々と課題やって来ない宣言したからじゃん!
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
え、マジ?(笑)
そんなことしたの?
里風 (なまえ)
里風 あなた
真似) 先生、あんまりです!学校で課題を片付けさせるのはわかるけど、クーラーなしって...!

....って、席立って大声で言ってた
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
始業式の後にクーラーなしで課題やるのか?辛すぎ(笑)
ころん
ころん
僕達の先生は鬼だから。
るぅと
るぅと
ころんがそうさせてるんじゃないですか
里風 成菜
里風 成菜
あ、あなた〜!
後ろから声がしたと思ったら、


お姉ちゃんに後ろから突撃された。
里風 (なまえ)
里風 あなた
うっ...!
さとみ
さとみ
あなた大丈夫か〜?
里風 成菜
里風 成菜
あなた、まだ帰ってなかったんだね!
里風 (なまえ)
里風 あなた
あ、うん
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
....あれ、俺、この世に存在してない...?
ジェル
ジェル
えっ、琥太郎何言ってるの?
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
成菜に気づかれないなーって思って
男子
佐野〜
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
あれ、どうした?
ふと、琥太郎が男子に呼び止められた。
部活仲間らしく、明日に急遽決まった


ミーティングの話をしている。
里風 成菜
里風 成菜
あれ、琥太郎がいる
さとみ
さとみ
...ただ視界に映らなかっただけみたいだな
男子
お前もう帰るん?
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
おー
男子
じゃーまた明日な
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
じゃな〜
まだやることがあるようで、教室の方へ


向かっていったチームメイトを見送ったこたちゃんは、


こっちに向き直った。
里風 成菜
里風 成菜
琥太郎居たの、気付かなかった
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
認識されなかっただけか
ななもり
ななもり
ほら、帰ろう?俺たち歌練習しなきゃだし
ころん
ころん
バナナ食べたい
里風 (なまえ)
里風 あなた
唐突だね...
そのまま、話しながら帰路につく。
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
あ、俺電車違うから、ここで
莉犬
莉犬
そうだったの?
ジェル
ジェル
じゃあまた明日な
佐野 琥太朗
佐野 琥太朗
おー
里風 成菜
里風 成菜
ばいばーい
駅で、こたちゃんとは別れた。









里風 成菜
里風 成菜
ただいまー
里風 (なまえ)
里風 あなた
ただいま
里風 成菜
里風 成菜
おかえり〜
里風 (なまえ)
里風 あなた
帰ってきたの一緒じゃん(笑)
里風 成菜
里風 成菜
まあまあ、早く着替えて歌いに行くよ
里風 (なまえ)
里風 あなた
はいはーい
部屋に入って荷物を置いて、


着替えてお姉ちゃんと外に出る。
そして、隣の家のインターホンを押した。
里風 (なまえ)
里風 あなた
...あれ?一緒に帰ってきたよね?
里風 成菜
里風 成菜
うん、そのはずだけど...
ピンポーン、と音が鳴っても、


家から誰かが出てくる気配はない。
もう一度押してみた。
直後に、お姉ちゃんのスマホがメッセージを受信する。
里風 成菜
里風 成菜
...あ、なーくんだ
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ななもり
ななもり
ちょっと待って!?
ななもり
ななもり
今ちょっと大変なことなってるから!
成菜(RUNE)
なんかあったの?
ななもり
ななもり
家が荒れてる
成菜(RUNE)
www
ななもり
ななもり
超特急で片付けてるから、終わったら迎えに行かせる
成菜(RUNE)
じゃあ家で待ってるw
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里風 成菜
里風 成菜
...だって。家で待ってよう
里風 (なまえ)
里風 あなた
歌ってみたの練習しよ?
里風 成菜
里風 成菜
ハッピーシンセサイザ!
みんなの準備終了まで待つために、


お姉ちゃんと家に戻った。

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