※ パート分けは作者のオリジナルです。
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
・
・
・
・
歌い終えて、後奏を途中で止める。
監督であるお姉ちゃんは、一応拍手を送った。
一緒になって手を叩く。
一応、ガラスのコップに注いだお茶を
テレビの前に置いてある低い机の
上に置いた。
ソファーに座ると、みんなが一斉にお茶を飲む。
莉犬とるぅとの話を聞いて、私はひとつ思いついた。
なんの説明もせずにそう言うと、
お姉ちゃんの顔が、
全く理解出来ていないように歪んだ。
そうして、お姉ちゃんとジェル先輩が歌い出す。
よくわかっていなかったジェル先輩は
歌い始めにビックリしてたけど、
綺麗な合唱が部屋に響いた。
やっぱり、思った通りだったと思い、頬が緩む。
そして歌が終わった後、
興奮するようなワクワクした顔で
お姉ちゃんを見つめるジェル先輩が居た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。