🐯「わっ、どうしたの?」
🐯「遊びたくなっちゃった?」
本当はわかってるくせに、純粋なニコニコのままTシャツの中に手を入れて腰を抱いてくるから狡い
「っじゅ、ジュナ、っくすぐったいんだけど…」
🐯「ん~?○○が退いてくれたら離してあげる」
普段煩悩なんてこれっぽっちもなさそうなジュナだから意を決して押し倒してみればこれだ。
ここで引き下がるわけにはいかない
「さ、察してよ」
🐯「どうして欲しいの?」
🐯「言ってくれなきゃわかんないよ、○○」
そのままするすると手は背中に上がってきて、
長くて細い指がホックの下で止まる
「~~~っ!も、もう無理…」
観念して真下にあるジュナの胸に倒れ込めば
🐯「はい、○○の負け」
「……出直します」
🐯「何言ってるの」
すとん、と私をベッドに沈め直して
___「○○のせいで、もう止められそうにない」
ベッドの上ですくい上げるようにキスして
🐯「邪魔だね、これ」
ってTシャツを脱がしてくるのが俊辉
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。