薄暗い、そして冷え冷えとした室内。
いかにもお化け屋敷だ。
無意識に育は青宮くんの腕に捕まる
それには、青宮くんはお化け屋敷所ではないと。
お化け屋敷がまるで暖かい部屋に思えてくる
……………………………………
流に言われて気がつく育と伸太朗
そして、二人は赤くなりいきなり距離をとる
そうして、育はダッシュでいずこかへ
と行ってしまった
………………………
やばい、やばいっ…!
なんで私…青宮くんの腕に掴まっちゃったんだろ
ー好きだよ…やっぱり…
観覧車の見える…いや遊園地全体の見渡せる広場。
爽やかな風か服を揺らす
嫌なこと全部忘れてしまうような…。
病気のこととかもー。
その時だった、ザッザッザッと足音が聞こえた
振り替えると…。
育のことを追いかけてきていた伸太朗が叫ぶ
すると、祐太郎はフッと笑った。
祐太郎はそういうと育に顔を近づけた
ま、まさかー
そして、祐太郎は育の顎を持ち上げキスを
しうとする
嫌だっ…私の初めて…を好きでもない人なんかに…!
その時、唇が重なる直前に伸太朗は祐太郎に
飛びかかる
重い…音が何度も何度も…。
祐太郎の顔からは血が滲んでいる。
意識が朦朧としている。
少したって、祐太郎は救急車で運ばれた。
祐くんは、不良にやられた。そう証言し青宮くん
を庇ってくれた。
本当はー優しい人なのにな…。
二人は観覧車へ向かった。
きっと、言いたいことは二人同じだとー。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。