今日はきちんと学校に行こう。
育の所にもいたいけど
教室に入ると流と谷ヶ家さんが近くに来た
育が謎の男に雨のなか拐われたり、泣いていたり。
かん高い声で叫ぶ三人の“敵”。
流は物凄く嫌そうな顔をしていた
谷ヶ家さんもお怒りな様子で。
なんだよ、朝から言いなり…
種目選び?それがどうしたんだよ…
ひどい、担任だな…
リレーの選手ならいいけど…アンカーとか重いな…
いや、約束というか一方的にだよ!?
それに一緒に出るき無かったし…。
宇良羅はえらいね、とでも言って欲しそうに言う
育は栗本さんと同じ競技…。
何か起こらなければいいけどな…
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そう、借り物競技には生徒に少しでも青春を。
という体育祭実行委員会の気持ちでそのような
カードが一枚仕組まれると言うわけである
それはなんとしてでも、避けたい。
体育祭は育との思い出で溢れさせるんだから
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!