由宇南ちゃんのお兄ちゃんと二人、由宇南ちゃんの
病室の前にあるイスで話す
両親は来てくれないけれどお兄ちゃんは来てくれる
由宇南ちゃんにとって唯一の、大切な人なのに…
そんな…。
でも結婚はおめでたいことだし。
理由…?
自分の子供ならお見舞いくらい当然来るはず
そんなー。
由宇南ちゃんは2回親に見捨てられたってこと…?
酷すぎるよ…!
いくら病気でも…引き取ったなら自分の子供でしょ
由宇南ちゃんの気持ちも…考えて上げてよ…
でも…確かに違和感しかなかった。
由宇南ちゃんが麻紗音さんをお兄ちゃんと言った時
年齢の差が大きすぎるって思った。
でもー由宇南ちゃんを引き取ったなら辻褄が合う…
由宇南ちゃんは喋るおもちゃじゃない
由宇南ちゃんは機械じゃないっ!!
人間なんだよっ!?
1つの大切な…尊い命なんだよっ
愛情…。
私は沢山の人から愛情を貰った…
この愛情を由宇南ちゃんにも、教えてあげたい
人の暖かさって言うものをー
私が退院するまで沢山愛情を注いであげるからね…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。