そう、それは育、伸太朗と別行動になったときの事
美和、流は二人取り残された。
育と伸太朗は二人揃って鈍感だ。
だから相手の想いを感じとる事が鈍い
二人は、コーヒーカップ、メリーゴーランドなど
気ままに楽しんでいた。
流はすごくクールで大人しげだ。
この四人以外でいるときはそこまで笑わない。
だけど四人でいるとすごく楽しそうな顔をするんだ
ジェットコースター。
コースターが頂上に到達すると園内が一望できた
そのなか、二人は、あるものに目をつけた。
育と青宮くんが園内を一望できるような場所にいた
ーそして、もう一人。
伸太朗らしき人はその兄らしき人に殴りかかる
そっちに見とれていたら、ジェットコースターは
急降下を始め、猛スピードで下る
………………
ジェットコースターを乗り終え二人は、話す
それに、美和はビックリする。
そう言うと、流は美和の唇を人差し指で塞ぐ
そう言うと、流が口を開く
…は?
ホント…目が眼差しが。
なんだろう、すごく力強い。
そうだよ…。
育が倒れて私は私自身を攻めてたとき
側にいてくれた。
慰めてくれた…。
それは彼なりの…愛情表現…?
いつもは、ツンツンで口が悪いのに
優しいときはとことん優しいから調子が狂う
いつも、ツンツンな君が見せる優しさは
本当に、わたあめの様に甘くて。
知らないうちに、気づかないうちに…
好きになってたのかもしれないね
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!